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親愛なる犀たちへ

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2016年のサイの密猟数についての現状分析


2016年、南アフリカで
密猟されたサイは1015頭。



昨年9月に発表された2016年9月までの
サイの密猟数は702頭。それ以来、
密猟数は公表されず、ほぼ半年ぶりの今年2月末に、
2016年末までの密猟数の総計が発表された。

密猟数は、サイ保護のための重要なデータと
なるので、保護団体からは発表の遅れを
批判されている。


●南アフリカのサイの密猟数の推移

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2014年をピークに、
密猟数は僅かな減少を示している。

2013年 1004
2014年 1215
1215年 1175
2016年 1054


「レンジャーや保護チームによる取り締まり活動により
密猟数が減少した。」というモレワ環境大臣の見解も
事実ではあるが、サイの密猟状況に関しては、
決して事態が好転しているわけではない。


ここ10年間に密猟が急増が原因で、
サイの生息数が減少し、密猟者がサイを見つけることが
以前より難しくなった。その現実が、密猟数の増加を
止めるいう側面もあるのだ。




●クルーガー国立公園でのサイの密猟数

2015 年   826
2016 年   662

南アフリカとモザンビークとの国境沿いにある
クルーガー 国立公園 Krugar National Park
(広さは日本の四国とほぼ同じ)での
サイの密猟数は上記の数字が示すように、
2015年から2016年にかけて約20%減少している。


サイの密猟数が減少しているのとは逆に、
ゾウの密猟数が大幅に増加するという
新たな事態がクルーガー国立公園に
起きている。

2014年  2 頭
2015年   19 頭
2016年   46 頭

これまでは、クルーガー国立公園での
ゾウの密猟は問題になっていなかったが、
この勢いで増加すると大変なことに
なってしまう。



●クルーガー国立公園のシロサイの生息数

2010年頃 1万頭以上
2015年  約8800 頭
最近   約7200 頭

残念ながら、上記のように明らかにサイの数が
減っていることが、密猟数の減少に関係していると
考えられる。



●サイの密猟およびサイ角の密輸に関する逮捕者数

2015年 317名
2016年 680名

2016年には逮捕者数は2倍以上となっている。
但し、逮捕されても起訴される人は僅かで
2015年では54名しか起訴されていない。
ここにも、密猟が減らない原因がある。


また、注目しなければならないのは、サイの
密猟の多発地域が新たに出現したことである。

特に、クワズールー・ナタル Kwazulu-Natal 地区では
2016年に159頭のサイが密猟されているが、
2015年は104頭だった。前年に比べ、何と
1.5倍のサイが殺されてしまったのだ。



クルーガー国立公園 & クワズール・ナタル地区
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おまけに、今年に入ってからは、
Kwazulu-Natal の 母親を密猟で殺されてサイの
保護施設 Thula Thula Rhino Orphanage に
密猟者が侵入し、角が比較的大きいサイの子が
2頭殺され、角を奪われるという事件も
起きている。



ブログ内関連記事 :
「南アフリカのサイ孤児保護施設で残虐な密猟」
http://dearhino.exblog.jp/23673086/
(2017.02.24)


サイの密猟の状況は引き続き、
まったく楽観を許されない。



参照記事 :
1.Latest Official South African Rhino Poaching Statistics.
2.ANALYSIS:Lies, Damned lies and rhino statistics.
3.Govt.tight-lipped on rhino poachings stats.


参照記事2より一部原文引用 :
Environmental Affairs Minister Edna Molewa announced on February 27 that 1,054 rhinos were killed for their horns nationwide during 2016 — compared with 1,175 in 2015.




# by dearhino | 2017-03-25 19:21 | 南アフリカ | Comments(0)

サイ角違法取引の北朝鮮外交官が駐スイス大使に


アフリカ駐在中に、
サイ角の不法取引に
関与した北朝鮮の外交官が
今年2月、駐スイス大使に着任。



Han Tae-song 氏はキム・イルソン大学を
卒業し、イタリー、マルタ、ギリシャ、スペインなどの
国々でキャリアを積み国際組織の専門家とされる
エリート外交官。


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Photo : 参照記事2より



1992年、アフリカのジンバブエに駐在中に
サイ角の密売に関与したとして拘束され、
国外退去させられている。

当時その事件は報道されているが、北朝鮮大使館では、
それは「でっち上げ」であると否定している。

北朝鮮研究をしているポーランド人学者によると、
「Han Tae-song 氏は密輸の手口を知り尽くしている人物。
自らは直接的に関わらず、現地在住の北朝鮮市民を使って
行なわれる。」という。


ジュネーブを本拠地とする国際犯罪を調査するNGOの
報告によると、北朝鮮の外交官によるサイ角と象牙の
不法取引のこれまでの事例は16件に上り、最近では
2015年に外交官とテコンドー指導者が、モザンビークで
サイ角4.5kgと10万ドルの現金を所持していたところを
不審尋問されている。

北朝鮮のこうした不法取引は、外交官への給与と、
ピョンヤン政府の財産獲得のための手段として世界各地で
広く行われ、ごく最近の例では、バングラディッシュで
北朝鮮大使館の高官がロールスロイスを密輸しようとして
国外追放された。

違法行為で国外追放された外交官がその後も
高いキャリアを重ねるということは
通常の国では考えられないと思うが、北朝鮮にとっては
密輸は外交官の「重要任務」なので、当然のことのようだ。

密輸した違法サイ角は、中国やベトナムで
密売するのだろうか?あるいは、国家主席や
高官が使うのだろうか?きっと両方なのだろう。

スイスは北朝鮮にとっては特別な国だそうだ。
なぜなら、現在の金正恩主席はベルンの学校に留学経験があり
当時のスイス大使 Ri Su-Yong 氏が後見人の役割をしたそうだ。
彼は帰国後、北朝鮮政府の要職についているという。


参照記事 :
1.L'envoye tres special de Pyonyang en Suisse
2.A smuggler at the head of the North Korean embassy in Switzerland?

参照記事1.より原文一部引用 :
Depuis début février, il est occupé par Han Tae-song, un homme d’expérience décrit comme un spécialiste des organisations internationales. Au début des années 1990, il s’était toutefois illustré dans une autre activité: le trafic de cornes de rhinocéros, une espèce en voie de disparition.

# by dearhino | 2017-02-26 23:55 | その他 | Comments(0)

南アフリカのサイ孤児保護施設で残虐な密猟


南アフリカの孤児サイたちの
保護施設を襲撃した密猟者の
許しがたい蛮行!


殺されたサイの子。
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(C) Thula Thula Rhino Orphanage


南アフリカの KwaZulu-Natal の
Thula Thula Rhino Orphnage は、
親を殺されたサイやその他の動物の
こどもの保護やリハビリをしている施設。


2月20日夜、その施設に重装備の武装をした
密猟者2名が押し入り、防犯カメラを壊し、
飼育スタッフを縛り上げ、彼らの目の前で
角目当てにサイの子どもを2頭、惨殺した。


数時間にわたる犯行のなかで、
密猟者たちは、ひとりの若い女性をレイプし、
他の飼育スタッフらを残酷に殴打した。

そして、2頭の生後18か月のシロサイ、
オスのImpy とメスのGugu を撃った。
2頭の角は、他の孤児サイに比べると
大きかったのだ。


Gugu ♀は即死したが、Impy ♂は、
生きている状態で角を残酷に奪われた。
そのときの拷問のような痛みを想像すると
本当に辛い。

Impy は、傷の状態がひどく回復の見込みがないため
事件の翌朝、安楽死の処置がとられた。


Impy
とThando の昼寝。
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(C) Thula Thula Rhino Orphanage


Impy ♂は、母親を密猟者に殺されたとき6日間、
動かない母親のそばを離れず、空腹で喉が
カラカラの状態だった。彼の体には母親の血痕が付着し、
死体から出る分泌物のきつい臭いがした、という。

Thula Thula Rhino Orphnage を率いる
Karen Trendler は、Impy を迎えたとき、
心のなかで、彼にこう言ったという。

「安心して。もうこんな目には合わせないから。」

しかし、悪夢のようなことが起きてしまった。


Gugu とThando
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(C) Thula Thula Rhino Orphanage


Gugu ♀は2015年の大晦日に母親が殺された。
その時彼女は生後5か月、トラウマで呆然とし、
脱水症状であった。

Thula Thula Rhino Orphnage で充分なケアを
受け成長したGugu は、今月下旬に彼女が生まれた
Private Reserve で野生に返される予定だった。



この施設では、翌週には密猟を防ぐために、この2頭の角を
切り取った後、他の場所に移す予定だったのである。

その直前の犯行ということは、情報の漏洩が
あった可能性もあるのだろうか??

2名の容疑者が逮捕された。


母親を密猟者に殺されて孤児になったサイが
心身の傷を克服して、ようやく安心して成長できる
ようになったところで、このような残酷なことが
繰り返されることには、限りない憤りを覚える。

そして、孤児サイがトラウマを克服し、
元気に独り立ちして野生に帰ることを
目指して日々、サイのこどもたちの世話を
していた人々に、ここまで非道なことをする
密猟者は本当に許しがたい。

自分自身を傷つけられる苦しみと同時に
大切に守ってきた命が残酷に痛めつけられるのを
長時間、目の前で見せられる苦しみを味わされた
人々の計り知れない絶望を考えるともう言葉がない。


参照記事 :
1.Armed Men Just Stormed A Rhino Orphanage To Kill Babies For Their Horns
2.Poachers kill two rhinos at South Africa's Thula Thula orphanage
3.Rhino Orphanage attacked.Please help.


参照記事3.より原文一部引用 :
In a brutal manifestation of how out of control the rhino situation is in South Africa, Thula Thula Rhino Orphanage was attacked, baby rhino/s killed, care-givers savagely beaten and a young woman sexually assaulted.


# by dearhino | 2017-02-24 00:19 | 南アフリカ | Comments(0)

仏ラスコーの洞窟壁画に描かれたサイ

上野の科学博物館、
「世界遺産ラスコー展・
クロマニヨン人が残した洞窟壁画」
2月19日まで開催


(掲載画像は、同展の撮影可の展示物)
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フランスのラスコーの洞窟の発見は、まったくの偶然の産物。
1940年、地元の少年マルセルが飼い犬を連れて歩いていた
ところ、犬が穴に落ちてしまったことがきっかけだった。
秘密の地下通路を発見したと思った少年は、4日後に
友人とランプを持って再び訪れ、そこが絵のたくさん
書かれた古い洞窟であることに気づいた、という。

この洞窟は以前は公開されていたが、急速な劣化のため
1963年から非公開となり、1983年からは近くに
レプリカの洞窟「ラスコー2」が造られ一般公開され
観光客が訪れている。

今回のラスコー展では、実物大の壁画が再現された。

サイが描かれているのは、深さ5m の洞窟のなかで最も
深い部分にある「井戸の場面」と名付けられているところ。


下の画像は、クロマニヨン人によって2万年前に
この洞窟の壁面に描かれたサイの絵。当時のサイは、
現存のサイとちがって全身に体毛があることから
ケブカサイあるいはケサイと名付けられている。

実際には毛がフサフサ生えているのかもしれないが、
この絵で見る限りは、現存のサイの輪郭そのもので、
お尻や後ろ足、隆起部分がある背中の線、頭部など
今のサイの特徴が示されているように思われる。

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サイの尻尾の下に付けられた6つの黒い点は研究者に
謎だとされているが、素人にはサイはこのように尻尾を上げて
勢いよく後ろに尿を飛ばすので、それを表現しているように
思えてしまう。もしこれが排尿の場面だとしたら、
その時のサイの体勢というか腰つきを見事に描いている。


当時はマンモスの時代。
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ケサイとマンモス。
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サイが描かれている「井戸の場面」は、
特に謎が多いところとされている。

サイの向かって右側には、
トリの頭をした「トリ人間」が横たわり
その右手の下に、足長の鳥のように見えるものは
鳥を彫刻した投槍器だと考えられている。

「トリ人間」のさらに右側には、トリ人間の
頭を突くバイソンが描かれ、そのバイソンの腹部は
傷ついて腸が下にはみ出している、と解釈されている。

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上野動物園のクロサイの放飼場の前にも、ラスコーの壁画の
この場面についての解説パネルがありました。
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上野動物園のクロサイ・マロ♂
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# by dearhino | 2017-02-06 19:31 | アート | Comments(0)

映画「アバウト・ア・ボーイ」の子役ニコラスくんが青年になってインドサイのために!


2002年に公開された映画
「アバウト・ア・ボーイ」の
マーカス少年を演じたニコラス・ホルト。

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Photo(C):amazon
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Photo(C):radiotimes

現在は27才、映画「X-メン」シリーズなどに
出演して映画界で活躍している。

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Photo(C):The Wrap


12月中旬、そのニコラス・ホルトが、幼な馴染の友人2名と共に、
絶滅危機にあるインドサイ保護に成功している
ネパールのチトワン国立公園を訪れた。

ネパールでは、2014年5月2日に
密猟された1頭のサイを除くと、
2011年からサイは密猟されていない。

この素晴らしい成果は、国としての密猟に対する断固たる姿勢、
軍隊による徹底的な監視、地元のコミュニティーの
協力、自然保護団体の貢献のおかげだ。
そして現在ネパールには645頭以上のインドサイが生息地している。


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Photo(C):WWF

ニコラスが撫でているのは、孤児サイの赤ちゃん Mayure.
彼は3才の頃から特にサイが好きで、当時もらった
木彫りの小さなサイを今でも大切にもっているそうだ。

来年1月、ニコラスとふたりの友人は、インドで
開催される ” Rickshaw Run !" (リクシャー・ラン)
と言われるインドを横断するロードレース」に
参加して、サイの保護(WWF)、そして若いガン
患者と家族のための財団への資金集めをする。

Ruckshaw は、インドで使われている小さな3輪の車で
語源は日本の「人力車」だという。

参考:The Rickshaw Challenge サイト
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Photo(C):startravel

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Photo(C):funalive

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レースはインド南部の Cochin から北上してJaisalmer までの
3000km という長距離で、1月2日から15日にかけて
走行する予定となっている。

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(C):India.com


「アバウト・ア・ボーイ」に出演した頃は
ぽっちゃりした可愛い子だったニコラスくんが、
とてもハンサムな青年に成長して、サイのために
大変なレースに参加してくれるのは嬉しい。
是非がんばって完走ね!

参照記事 :
1.Nicholas Hoult joins WWF in Nepal to learn about rhino conservation.
2.The Ghandi Warhols'Rickshaw Run


参照記事1より原文一部引用 :
“Wildlife conservation is so important,” said Hoult. “A lot of these animals are being poached illegally, their numbers are dwindling, and once they’re gone, they’re gone. Rhinos in particular I’ve adored since I was three years old and was lucky enough to go on holiday to Africa. I didn’t see a rhino at that age, but I was given a little wooden carving of a rhino which I still own to this day, I’ve loved rhinos ever since that moment.

# by dearhino | 2016-12-22 22:50 | ネパール | Comments(0)

ハノイで「野生動物違法取引に関する国際会議」

11月17日と18日、ハノイで
「野生生物物違法取引に関する
第3回国際会議」が開催された。

第1回はロンドン(2014),第2回はアフリカ、
ボツワナの kasane (2015)で開催された
この会議には、ベトナムのDang Thi Ngnoc 国家副主席 、 
ラオスの Sonxay Siphandone 副首相、
英ウィリアム王子、国連の Yury Fetov 事務局長補佐
および47カ国の代表、EU、関連国際団体、NGOの代表者
など約100名が参加し、野生生物の違法取引の
防止のための国際協力について話し合われた。

開幕にあたり、Dang Thi Ngnoc 国家副主席は、
野生生物の違法取引の防止が世界的課題であることを
訴えた。

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Photo(C):VN


ウィリアム王子は、開会のスピーチのなかで、
「特にサイ、ゾウ、センザンコウ、ライオンは
恐るべき数が殺されて、保護の努力が追いつかず
絶滅の危機であることを訴え、密猟との戦いは
チャレンジすれば勝利は可能である。」と語った。

EU、参加保護団体からも、不法野生生物取引問題の
解決のために残された時間が少ないこと、
アジアでの野生生物犯罪や密輸問題の解決に
ベトナムが重要な的な役割を果たすことへの
期待が表明された。


会議は、「参加国は密猟犯罪と不法野生生物取引を
阻止するための一層の努力をすることを誓う」という
ハノイ声明の採択によって締めくくられた。

それが実現されることを願うのみ。



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Photo(C):AFP/STR 会議の会場でサイの保護団体の着ぐるみと!


1995年、ダイアナ妃とウィリアム王子(右)とハリー王子(左)
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Photo(C):John Swannell
Last week, on 17 and 18 November 2016, the government of Viet Nam hosted the international Hanoi Conference on Illegal Wildlife Trade. Governments attending the conference adopted the ‘Hanoi Statement on Illegal Wildlife Trade’, in which they committed to expand their efforts to
tackle the poaching crisis and illegal wildlife trade.


# by dearhino | 2016-11-24 02:30 | ベトナム | Comments(0)

英ウィリアム王子、ハノイでサイ保護のために啓蒙活動の1日!


英ウィリアム王子、
サイ角の中心的消費国の
ベトナムを初訪問。

ウィリアム王子は、17-18日にハノイで開催される
第3回野生動物取引国際会議 (the third International
Wildlife Trade Conference) となる ”違法野生生物の取引に
関するハノイ会議” に出席するために、16日にハノイ入りした。

ウィリアム王子は、ゾウに加えてサイの保護にも
以前から熱心に取り組んでいる。

ブログ内関連投稿記事:
「ウィリアム王子はサイの保護活動にも熱心!」
http://dearhino.exblog.jp/20942849/
(2015.02.28)

ウィリアム王子は、大変な人気のサッカー選手だったベッカム、
身長208cmのバスケットボールの元スター選手中国のヤオ・ミンらと
共にサイ角製品の不買を訴えるキャンペーンビデオにも
出演したこともあった。CGのサイがたくさんサッカースタジアムに
登場する楽しい内容だ。




そして、今回は初めてベトナムを訪問し、
初日はベトナムの首相らとの懇談のあと、
ハノイの旧市街の漢方薬店で漢方薬の
材料を見たり、伝統漢方の専門家と
話したり、カフェでNGO代表者などと
意見を交わした。

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Photo(C): VN EXPRESS


さらに、ウィリアム王子はハノイ市内の Hong Ha
小学校の8才のクラスを訪問、生徒たちは「サイを守ろう」
というメッセージの入ったおそろいのTシャツで迎えた。

王子は密猟からサイを守ること、人々にサイ角の消費を
しないことを説得することの必要性を子供たちに
話した。

そして、Humane Society International の
野生動物部門が制作した I'm a Little Rhino" という
本が朗読された。子供にわかりやすくサイの問題を
伝える絵本でベトナム語と英語で書かれている。

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Photo(C): VN EXPRESS


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(C):HSI



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(C):GETTY


一緒にサッカーをして遊んでもらったり、
子供たちにとっては一生忘れない印象的な
出来事だったと思われる。

彼らがこの日のことを周囲に話して、
サイ角を買いたいと思う大人の心に
届いたらよいと願う。


参考記事 :
1.Prince William to visit Vietnam for wildlife conservation
2.Prince William visits Hanoi for wildlife conference.
3.Prince William reads rhino book with Vietnam school children ahead of wildlife conference
4.Prince William tries to teach children about endangered animals in adorable story time.
5.フック首相、初訪越の英ウィリアム王子と懇談


参考記事4より原文一部引用 :

William, 34, also visited a traditional medicine shop and a local cafe after being greeted by Prime Minister Nguyen Xuan Phuc, premier of the one-party communist state.

Demand for rhino horn has led to an increase in poaching in Africa and William and Harry have warned the animals could be extinct within a few decades.



# by dearhino | 2016-11-20 16:17 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムで押収象牙とサイ角を焼却処分


11月12日、ベトナム政府は
密輸で押収した象牙2トンと
サイ角70kgを粉砕し焼却処分。

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(C):STROOP

この焼却イベントは、17日から同じくハノイで
開催される不法野生生物の取引に関する国際会議
"Conference on Illegal Wildlife Trade "に先立ち、
ハノイの Soc Son Districtで実施されたもので、
ベトナム政府は不法野生生物取引を取り締まり、
人々への啓蒙をする、という姿勢をアピール
することを目的としている。

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(C):STROOP


ハノイでの会議は、ベトナムの不法野生生物の
密輸問題に対する取り組みの改善の契機となる
ことが期待されている。

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(C):Reuter

これまで象牙とサイ角の焼却処分は、
ケニヤ、米国、フランス、イタリア、
フィリピン、シンガポールおよび中国で
実施されている。


参照記事 :
1.Vietnam to destroy tonnes of ivory and rhino horn
2.Animaux sauvages les routes du trafic.
3.Vietnam to destroy ivory and rhino horn.
4.https://www.facebook.com/ajplusenglish/videos/839790666162442/?pnref=story


参照記事1より原文一部引用 :

"Destroying ivory and rhino horn is a symbolic action to show the commitment of the Vietnamese government to tackling the illegal wildlife trade, and raise local people's awareness on the use of the products, the ministry said."





# by dearhino | 2016-11-16 20:08 | ベトナム | Comments(0)

ゾウとサイのためのグローバルマーチ2016@上野公園

Global March For Elephants and Rhinos TOKYO 2016
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9月24日(土)、上野公園で今年で3回目となる
「ゾウとサイのためのグローバルマーチ」開催。

例年は10月4日だが、今年は9月24日から南アフリカで
開かれるワシントン条約締結国会議に合わせて、
世界130都市でこの日に同時開催された。

東京での主催団体は、NPO「アフリカゾウの涙」。
今年は、上野公園内の特設テントにおいて、
展示やトークの場を設けた。


まずは、テントの組み立てから。
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飾りつけの風船もたくさん膨らませねば!
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ようやくテントが完成。
グローバルマーチのサポート団体の方々のブースも
テント内に設置されました。
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ご協力頂いた団体 :
① ボルネオ保全トラストジャパン
② iku-on by Shusui Kosugi
③ 象さん幸せ計画
④ ゾウのUNKO ”ELEPHANT PAPER ”
⑤ EIA (展示のみ)



公園内の私達のテントを訪れてくれた皆さんは
それぞれの団体の方々とゆっくりお話されたり
売り上げが寄付となるグッズを購入されたりしていました。
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午後1時半から、上野公園内をマーチする予定でしたが、
昼過ぎから振り出した雨が一段と激しく豪雨になって
しまったので残念ながら、歩くのは中止になりました。


私は、このサイの頭を被って歩こうと思っていたのですが・・
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しかし、マーチをすることはできなくても、
テント内では、ゾウやサイの現状について真剣に考える方たちが
短いスピーチをしてくれました。それぞれに素晴らしい内容で
激しい雨音のなか、ゾウやサイの未来を守りたいという思いが
この場を共有する皆の心のなかに響き合ったように感じました。
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NPO”アフリカゾウの涙”の山脇共同代表の挨拶に続いて
南アフリカ出身で今年から釜石シーウェイブス所属の
ラグビーのスター選手、ジョー・ピーターセン氏のスピーチ。
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「今ゾウやサイを救うことは大変な戦いだけれど、
それほど大人数でなくても私やあなたたちが
力を合わせれば世の中を変えることができる!」↓
https://www.facebook.com/yuko.imaizumi.31/posts/1315568235121291?pnref=story




ケニヤ出身の女性。
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「今年の夏にケニヤに帰ってマサイマラに行ったけれど、
3日間に一度もゾウとサイを見ることはできなかった。
数年前ならば、もっと簡単に見ることができたのに。」



ガボン出身の男性。
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「ガボンは自然保護の法律がしっかり整備されている国。
他の国もそうなれば子ども達が野生動物をもっと
見ることができる。今日のグローバルマーチは大事な一歩!」




全員で記念写真!
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皆さんが書いてくれたゾウとサイ、保護活動などへの思いのメッセージ。
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来年のグローバルマーチで
またお会いできることを
楽しみにしています。


# by dearhino | 2016-09-30 16:12 | 世界 | Comments(0)

元ビートルズの リンゴ・スターも、サイ保護活動を支援

ちょうど50年前の1966年、
6月29日から7月3日まで、
ビートルズがコンサートのために
日本に滞在したことが、今、話題になっているが、

元ビートルズのメンバー、
リンゴ・スターも
サイ保護活動を支援!


2012年5月当時の彼のウェブサイトの
ホーム画面。それまでの自分の飼い猫の写真から
サイの写真に変えた。


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(C)参照記事2より


 ”I've always loved rhinos"
リンゴ・スターはずっとサイが好きだったそうだ。

そして彼は、ケニヤの David Sheldrick Wildlife Trust の
活動を支援している。


「シェルドリック野生保護基金」は1977年に設立された
孤児サイのケアとクロサイを絶滅から守るための活動の
パイオニアとなる団体。ゾウの保護活動にも力を入れている。



最近また新たな Ringo とサイの関係が!

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  (C)THE HUFFINGTON POST   

     
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(C)THE HUFFINGTON POST   


両者の共通点は? 実は、二人共、Ringo !

ケニヤの Olpejata Conservancy に保護されている
このシロサイの赤ちゃんが、Ringo Starr に因んで
Ringo と名付けられた。

Olpejata Conservancy で撮影の仕事をしていた時に
この赤ちゃんを紹介された Turk Pipkin 氏は、
Ringo Starr がサイ保護への支援をしていることを
知っていたので、サイの密猟阻止を広く啓蒙するために
Ringo の名前をつけることをすぐに思いついたという。

この赤ちゃんは、2015年10月、生後約2週間の頃、
母親に育児放棄されて倒れているところをレンジャーに
発見され保護された。

孤児サイは人工哺育で育てられ、3才頃に野生に戻される
という。

Ringo Starr 自身も、子サイのRingo のことを
Facebook に書いている。


★ビートルズ・ファンの皆様、Ringo Starr つながりで、
是非サイ保護活動にご支援を!
  ↓
ベトナムでのサイ保護のため募集中のクラウドファンディングは、
皆様のご協力のおかげで目標額達成まであと"2万5000円"と
なりました。残り2万5000円、広く少しづつご協力いただけたら
大変有難いです。こちらからよろしくお願いいたします。
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos



参照記事 :
1.Introducing Ringo the Rhino — With Peace and Love From Ringo Starr
2.Meet Ringo the RhinoAbandoned Baby Rhino Has Starr Connections
3.Ringo Starr reveals his support for saving endangered animal





# by dearhino | 2016-07-01 18:44 | イギリス | Comments(0)

7年前に密猟されたシロサイ・HEIDI


HEIDI を殺したのは誰?

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谷口理恵個展(6/2-12, 荒井アトリエ・ギャラリー)の
展示作品で、作者の方にお話しを伺ったところ、
本で読んだ密猟されたサイのHeidi のことをモチーフに
している、とのことだった。

あとで調べてみたところ Heidi は、南アフリカの
KwaZulu-Natal のThula Thula Reserve で、
2009年に密猟されたシロサイ♀で、本はその Reserve の
設立者で作家でもある Lawrence Anthony 著の
"The Last Rhinos" のようだ。

この場合の The Last Rhinos とは、現在ケニヤの
オルペジェタ保護区に3頭が残るのみとなった
キタシロサイのことで、著者は、キタシロサイ保護のために
大変重要な役割を果たした人物だった。
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密猟者に真っ先に狙われそうな立派な角だが、
穏やかで優しい表情がまたサイらしい!
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サイがジャンプするところを表現したかったから
この形になったそうだ。殺されたHeidi も今頃は
大空の上を軽やかにジャンプしながら走りまわって
いるかもしれない!
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サイの頭部のブローチ。
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谷口理恵さんは、長年ロンドンに在住、
近年は絶滅危惧種にフォーカスを当てて
製作されているそうだ。


今回も、サイの他に、センザンコウや
ユキヒョウ、リカオンなど絶滅危惧種の
アクセサリー作品などが出品されていた。

センザンコウのペンダントや
リカオンのブローチは世界中探しても
なかなかみつからないのでは。

絶滅危惧動物に寄り添う思いを
動物をモチーフにした表情豊かで
温かみのある作品で表現できることは、
動物保護への大きな説得力であると思う。


谷口理恵さんについて 

ホームページ(英語) 
全作品の写真を見ることができて楽しい。


参照記事 :
1.The Last Rhinos: one man's fight for the future of Africa's behemoth
2.The Last Rhinos: My Battle to Save One of the World's Greatest Creatures
3.
http://www.thulathula.com/en_wildlife.aspx


参照記事3より、原文一部引用:

”Armed guards accompany Thabo and Ntombi 24/7 to protect them against poachers. With a gunfight having taken place a few months ago, as Thabo got shot in the front leg, as well as the loss of Heidi, female white rhino who was killed by poachers in August 2009, the need for increasing protective measures is a harsh reality. ”


# by dearhino | 2016-06-16 20:00 | 南アフリカ | Comments(0)

ベトナムの人々が書いてくれた、サイに関する130のメッセージ


ハノイ・サイ保護イベント報告③

5月29日にハノイのイオンモール・ロンビエンで
開催されたサイ保護イベントで、来場者の方たちが
サイに関するたくさんのメッセージを残してくれました。

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「サイについての願いや希望のメッセージを書いて
下さい」とベトナム語で書いてあります。

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皆さん、真剣に考えてくれています。
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メッセージ・ボードがどんどん埋まっていきます。
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130枚のメッセージ・カードは大事に日本に持ち帰りました。
日本語のメッセージもあります。
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↓英語のメッセージ。

「サイを守ろう!」
「サイを殺さないで!角はヒトの爪と同じケラチンだから。」
「野生動物をみんなで守ろう!」
「サイの角を使うあなたは立派には見えない。だからサイを
殺さないで!サイは絶滅の危機にある。」

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↓フランス語のメッセージもあります。

「サイの身体の一部を売買することは悪いこと!」
「我々はみな、サイを守ることに責任をもつべき!」
「動物を守ることは私達の家である地球を美しくすること。」
「私達の友であるサイを守ろう!」

”Vietnam Saves Rhinos" のフランス語訳を
私達のキャンペーンロゴのようにクロスワード・
パズル風に並べてくれたのも嬉しい。

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↓ベトナム語で「サイを守って!」は

Hảy bảo vệ tê giác! 

「サイは私たちの仲間!」というメッセージもあります。
サイのことは、ベトナム語では、”テーザック”です。
このまま片仮名の発音をしても殆ど通じませんが。

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100余りのベトナム語のメッセージは、少しづつ辞書を
引いて日本語に訳せればと思っています。
難しそうですが・・


↓イラスト入りのメッセージも楽しいです。
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来場した子供たちが楽しそうに色を塗ってくれた
塗り絵も日本に持って帰りました。

航空会社のカウンターで預けるときに、
潰れるかもしれないと言われて、「ベトナムの子供たちが
描いてくれた大切な絵だからそれは困る」と答えたら、
このように袋に入れてコワレモノ扱いにしてくれました。

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機会があれば、もう一度広げて日本の皆さまにも
この大きな塗り絵を見て頂きたいと思います。
頂きたいと思います。



ブログ内関連投稿記事 :

”5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました”

”ハノイの笑顔はサイを救う希望”


今後もベトナムで、サイ角消費ゼロにすることによる
サイ保護の啓蒙活動 Vietnam Saves Rhino の
キャンペーンを継続したいので、現在、目標額20万円で
活動資金のご支援を募っています。

是非、こちらにアクセスしてご検討頂けたら
大変ありがたいです。
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos






# by dearhino | 2016-06-16 15:10 | ベトナム | Comments(0)

ハノイの笑顔はサイを救う希望!


ハノイ・サイ保護イベント報告②



5月29日にハノイのイオンモール・ロンビエンで
開催したサイ保護イベントに来てくれたベトナムの
子供たちとファミリーの皆さんは、サイの密猟の原因となる
サイ角の使用をやめてサイを守ろう!という私達の願いに
共感してくれたことを素晴らしい笑顔で示してくれました。

ベトナムにはサイの味方になってくれるヒトもたくさんいる!と
サイたちにも伝えたくなります。ここにサイを救う希望があります。

皆様にもその笑顔をご紹介したいと思います。

クロサイの大きな写真の前にサイ保護のメッセージを
手に立ってくれたハノイのこどもたちとファミリー。
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そして、リトルGと仲良くしてくれたみなさん、
ありがとうございます。

今回のイベントの展示で、南アフリカには、
お母さんを角目当ての密猟者に殺された
リトルGのような孤児サイがたくさんいることを
紹介しました。

これからもリトルGのことを思い出して、
サイ角の問題を考えてもらえたら有難いです。

サイの角には薬の効果はないこと、
サイ角を使うのをやめないと、サイが絶滅することを
みんなに伝えてくださいね。


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赤いTシャツのスタッフ達もリトルGを可愛がってくれました。
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現実のリトルG (Gertjie) はこの子です。
親友のラミーと一緒。

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(C):The Hoedspruit Endangered Species Centre


最後に皆様にお願いです。

お母さんを密猟者に殺された孤児サイは、
ひとりで生きていくことはできません。
母乳をもらえないので餓死するか、ライオンなどに
襲われるか、あるいは不幸中の幸いでリトルGのように
レンジャーなどに見つけられ保護されればミルクで
育てられます。

ベトナムでのサイ角消費をゼロにすることで
孤児サイをこれ以上ふやさないようにするためにも
こうした活動を今後も続けていきたいので
現在クラウドファンディングで資金の支援を募集しています。

こちらからクレジットカードでご支援いただけます。↓
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos


口座振込みでご支援して頂ける場合
にアクセスして、リターン(お礼の品)についても
確認いただいた上、当ブログのコメント欄から
ご連絡(非公開コメント可)頂けましたら
振り込み口座番号のお知らせをさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。



参考 :

○東京のリトルGの Facebook ページ。
https://www.facebook.com/littleGkun/


○ブログ内関連投稿記事:

”5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました”

”ベトナム人が書いてくれた130のメッセージ”




# by dearhino | 2016-06-10 17:52 | ベトナム | Comments(0)

5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました!

ハノイ・サイ保護イベント報告①

5月29日の日曜日、サイ角の最大の消費国と言われる
ベトナムで日本の団体が主催する初めての
サイ保護イベントが実施されました。

富裕層ベトナム人の一部が違法なサイ角を超高値で
買うために、アフリカでサイの密猟が急増し、サイに深刻な
絶滅危機が迫っていることを広くベトナム人に知らせることを
目的とし、ベトナム人のサイ角消費をなくすことで、ベトナムに
サイを救ってもらうための "Vietnam Saves Rhinos" と名付けた
キャンペーンの最初のイベントでした。

主催はNPO法人「アフリカゾウの涙」で、ベトナムに進出する
日本企業イオンのベトナム関係者の皆様のご理解とご協力に
よって、ハノイのイオンモールのスペースをご厚意で使わせて
頂けることになり、今回のイベントが実現しました。

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今回のイベント内容は、ハノイの日本人留学生と
現地の大学生たちとの協力で計画されました。
日曜日のショッピングモールを訪れる若い人たちに
まずは気軽に楽しく「サイの現状」を伝えることを
目指しています。

現在のベトナム人の平均年齢は28才というだけあって、
ハノイの町でもモールのなかでも年配の方を見かけることが
非常に少なく、日本との大きな違いに驚きました。

開店前の店内の様子です。
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美術専攻の学生が作ってくれた大きなサイのぬり絵と、
来場者の方々に書いてもらうメッセージを貼るボードも
スタンバイしています。
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イオンモールの開店は朝9時。
開店と同時に続々とお客さまが入ってきます。

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私たちのところにも子供連れのファミリーが立ち寄ってくれます。
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高い吹き抜けの上の方から見るとこんな様子です。
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子どもたちにぬり絵が大人気でした。
午前中には「完成」してしまい、もう1枚用意すれば
よかったと学生スタッフが残念がっていました。
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赤ちゃんもカラフルで大きな絵には興味がありそう。
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高いところは大人の担当。後ろ姿がちょっと楽しそう!
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少年たちが、アフリカのサイを紹介する写真を興味を持って
見てくれているようです。

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写真をめくったところにある説明文も
ちゃんと読んでくれました。

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ここは南アフリカの孤児サイの「リトルG」を紹介するコーナー。
赤ちゃんのときに目の前で角目当ての密猟者にお母さんを殺され、
保護施設で育てられるが、しばらくはトラウマで、夜も眠れなく
なってしまった実在のシロサイの子です。

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「リトルG」は、ぬいぐるみを作って
日本から連れて行きました。

この女の子はこの「リトルG」をとても気に入って
くれたみたいで、この後もときどき撫でに来て、
帰るときも名残り惜しそうにしてくれました。

言葉は通じないけれど、通じた気がします。
”ずっとサイを大事に思ってくれるよね!”

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私が日本人だとわかると、この若いご夫婦は勉強中の日本語で
頑張って話してくれました。そして、日本語で
「サイの角を買わない」と言ってくれました。


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学生が作ってくれたこのイベントのポスターの前で
ポーズをとる利発そうな男の子。こちらでは、私達の
スタッフTシャツと同じ赤いTシャツを着ている人が多いように
思いました。ベトナム国旗が赤地に黄色い星なので、
赤が好まれるのかもしれません。

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今回のイベントに協力してくれたベトナムの
野生動物保護団体から提供された子供向けの
サイについてのパンフレットを見る女の子。

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サイ保護に関する動画を子ども達に見てもらっているところ。
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たくさんの方々がサイ角の使用経験の有無などを尋ねる
アンケートに協力してくれました。

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アンケート回答中の可愛い赤ちゃんを連れたご夫婦。
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質問の数も多くて大変そうだったのに
子供もアンケートに協力してくれました。

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クロサイの大きな写真の前で「サイを守ろう」
というベトナム語と英語のメッセージを持って
立ってくれた爽やかな少女たち。

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今回のイベントに協力してくれたベトナムの
保護団体WildAct からの紹介で、テレビ局も
取材に来てくれました。

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展示パネルも撮影してくれています。
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ボランティアのベトナム人学生もインタビュー
されています。

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このイベントを通じて思ったことや伝えたいことを
カードに書いてもらいました。このメッセージボードには
ベトナムの皆さんのサイへの温かい思いが詰まっています。

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私達の "Vietnam Saves Rhinos" のロゴの左は、
ベトナムの野生動物保護団体 "Education For Nature-Vietnam"、
下は同じく "WildAct" のロゴ。

これらの団体から私達のイベントのために、グッズや
パンフレット、映像などを提供して頂きました。

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今回のイベントの実行委員になってくれた
ハノイ留学中の日本人学生 "3人娘” たち。↓

実行委員長は Aya さん(中央)、文字通り、
彼女の存在なくしてはハノイで今回このイベントを
実施することはできなかったでしょう。
大変な局面も冷静に粘り強く乗り切り、
すばらしいリーダーシップを発揮し、当日まで
本当によく頑張って、これだけ多くのベトナム人が
立ち寄ってくれた最高のサイ保護イベントを実現させて
くれました。


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副実行委員長の Maho さん(右)は準備段階から
当日までベトナム語専攻の強みを活かして
活躍してくれました。そして Yumi さん(左)は
穏やかな雰囲気で実行委員会をまとめて支えて
くれました。


そして、ベトナム人の学生さんたちも
準備段階から協力してくれました。
私(一番右)のとなりのTuyen さんと、Anh さんは
(一番左)は日本留学経験があり日本語が堪能なので、
ベトナム語の翻訳をお願いしました。

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Miwa さんには5月にハノイに引っ越されたばかりの
お忙しいなかイベントの宣伝と撮影を手伝って
いただきました。

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そして、当日のボランティアの学生さんたちは
来てくれたファミリーや同世代の若者たちを
とても親しみやすく迎えてくれて、おかげで
会場に楽しい雰囲気が溢れていました。

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今回のハノイでのサイ保護イベントはこのように
多くの皆さんに支えられて実現しました。

日本とベトナムの若者たちがタッグを組んで
素晴らしい結果を見せてくれました、

サイのために力を貸して下さった皆さんに
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうも有難うございました。


このイベントに立ち寄ってくれたベトナムの子ども達、
家族連れ、そして若者たちからは、サイ角を消費するより
サイを守るべきという考えを当たり前に共有してくれるような
印象を受けました。

ベトナムのどこに、サイ角をステータスのために
超高値で買いあさる富裕層のベトナム人がいるのかと
不思議な気さえしました。

でも、現実にはそういうベトナム人がまだいるからこそ、
サイ角が密輸され、アフリカでは1日平均3頭ものサイが
密猟で残酷に殺されているのですが。

このショッピングモールを訪れる若者や子ども達は
ベトナムではだいたい中流以上の暮らしのようですが、
どこかで違法サイ角に出会ってしまう機会があったら、
是非今日のことを思い出してほしいです。


最後に皆様にお願いです。ベトナムでのこうした活動を
今後も続けていくために、クラウドファンディングで
資金のご支援を募集しています。

こちらからクレジットカードでご支援いただけます。↓
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos


口座振込みでご支援して頂ける場合
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos
にアクセスして、リターン(お礼の品)についても
ご確認いただいた上、当ブログのコメント欄から
その旨をご連絡(非公開コメント可)頂けましたら
振り込み口座番号のお知らせをさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。


ブログ内関連投稿 :

ハノイ・サイ保護イベント報告②
"ハノイの笑顔がサイを救う希望"

”ベトナム人が書いてくれた130のメッセージ”



# by dearhino | 2016-06-04 17:53 | ベトナム | Comments(0)

インドネシアの保護区でスマトラサイの赤ちゃん誕生

5月12日、インドネシアの
スマトラ島のWay Kambas
国立公園内の保護区で
2頭目のスマトラサイの
赤ちゃん(♀)誕生!

地球に残るスマトラサイは
100頭以下なので、
スマトラサイの未来を担う
本当に大事な赤ちゃん!

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(C):Stephen Belcher


母親の Ratu は、出産前の数日は落ち着かない様子だったが、
分娩には僅か4分しかかからなかった。

赤ちゃんはとても元気で、1時間以内に立ち上がり、
2時間後には授乳が始まった。

生後2日目の様子。




この赤ちゃんは、野生由来の母親と、米国の
動物園生まれの父親とのあいだに生まれた第2子。


母親のRatu :
ラトゥ♀は、約10年前の小さい頃、付近の住民に大きなブタと
間違えられ殺されそうになっていたところを
国立公園のレンジャーに助けられ、サンクチュアリーで
暮らすようになった。推定14才。


父親のAndalas :
アンダラス♂は、2001年、アメリカのシンシナティ
動物園生まれで、2007年に繁殖のためにインドネシアの
この保護区に移動した。


ラトゥとアンダラスのあいだには
2012年、第1子のアンダトゥが誕生している。


ブログ内関連投稿記事 :
「保護区のスマトラサイが第2子妊娠」
(2015.09.30)


参照記事 :
1.希少スマトラサイの赤ちゃん誕生、インドネシア
2.It’s a Girl! Rare Sumatran Rhino Gives Birth At Indonesian Sanctuary
3.Indonésie: naissance d’un bébé rhinocéros de Sumatra


参照記事2より原文一部引用 :

“Ratu was restless for several days and took only about four minutes to deliver the calf in the last stage of labor. The calf stood within the first hour and began nursing within the first two hours,” said Arsan. “Once again, Ratu is showing us that she is a very good mother.”




# by dearhino | 2016-05-20 09:17 | インドネシア | Comments(0)

ケニヤで過去最大量の象牙とサイ角を焼却処分

4月29日、ケニヤ政府は
ナイロビの国立公園で
105トンという過去最大量の象牙と
1.35トンのサイ角を焼却処分。

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(C):Reuters

その目的は、「象牙やサイ角はあくまでも
生きているゾウやサイのためのもの」であり、
人間が利用すべきものではないということを
示すこと。

ゾウは象牙のために年間3万頭、
サイは角のために年間1300頭、
密猟で殺され深刻な絶滅危機にある現在、
この状況を何としても止めようという
ケニヤのケニヤッタ大統領の断固たる
思いが実現させたことである。

今年の9月に南アフリカで開催される
ワシントン条約締結国会議でケニヤッタ大統領は、
象牙の売買の世界的な禁止を求める考えを
示している。

世界的な動きは象牙の売買禁止に向かっているが、
現在のところ、日本政府にそうした意向はない。
ゾウの絶滅を回避するために、日本での象牙売買の
継続を政府に見直してもらいたい。

そして、その前に私たちに出来ることがある。
それは1消費者として、まずは象牙のハンコを
買わないことだ。


この日の象牙焼却に立ち会ったフランスの
セゴレーヌ・ロワイヤル環境大臣は、
「今後フランスでも象牙取引を全面的に
禁止する」ことを表明している。

焼却処分の105トンの象牙は約八千頭分の
象牙の量に相当する。それらは3メートル以上に
積み上げられた合計10個のピラミッドとなり、
ケニヤのケニヤッタ大統領(写真・右)とガボンの
オンディンバ大統領(写真・左)によって火が点けられた。

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(C):Reuters


焼却された105トンの象牙と1.35トンの
サイ角は、押収された象牙とサイ角であるが、
今回これだけ大量に集められたのは、焼却処分の
ために象牙やサイ角を提供した人々に対しては
不法な所持であってもすべて免罪するという
ケニヤ政府のキャンペーンが功を奏したことが
大きい、という。

因みに、1970年代のケニヤには2万頭のサイが
生息していたが、現在は約千頭しかいない。


参照記事 :
1.Kenya :incineration d'ivoire
2.Destruction d'ivoires au Giant Club Summit au Kenya.
3.Giants Club elephant summit: Kenya calls for end to ivory trade.

参照記事1より原文一部引用 :
Le président du Kenya, Uhuru Kenyatta, et celui du Gabon, Ali Bongo Ondimba, ont inséré chacun une torche dans une des pyramides constituées de défenses d'éléphants et de rhinocéros empilées verticalement, sur plus de trois mètres de haut.



# by dearhino | 2016-05-04 09:54 | ケニヤ | Comments(0)

「アースデイ」東京にシロサイの子Gくんも参加?!

4月23-24日、東京の代々木公園では
地球を守るための世界環境イベント、
アースデイを開催。

「NPO法人アフリカゾウの涙」のブースで
来訪者に、サイの危機的状況についての
話しを聞いてもらった。

南アフリカのシロサイ孤児の Little G、
Gくんも初参加した。 ??

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「サイの角1kg あたりの最高密売価格はいくらぐらい?」
というクイズでは、80万円という回答が一番多かった。
正解は勿論、800万円。
こんなに高く売れるから密猟が止まらないのだ!
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ベトナムや中国でのサイの角の薬効の迷信、急速な経済発展、
ステータス・シンボル化したことによるサイ角需要の高まり、
そのための密猟急増などについての説明にじっと耳を傾けてくれる人も
結構いたので、思わず熱く語ってしまった。
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アフリカの孤児サイ、Little G こと、Gくんも
サイ保護を訴えました。
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「Gくん」のことは、こちらに ↓
http://dearhino.exblog.jp/21745582/

こうやってGくんが、頑張っていたら、
思いがけず、恐竜の絵で有名なイラストレーターの
ヒサクニヒコ氏が、ブースを訪れて下さいました。

ヒサ氏は、横浜動物園友の会の会長でもあり、
サイについてもお詳しくて、
絶滅危機が迫るサイのことも
とても心配してくださっています。
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サイが好きなヒサ先生に抱っこしてもらって
満足げそうな Gくんです!


こんな可愛いお友達も来てくれました。
Gくんを見て、ちょっと恐そうだけれど。

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サイの話をたくさん聞いてもらって、
Gくんのことも皆に可愛がってもらえて
嬉しい日でした。

ちなみに東京にいる Gくんの生みの母は
ワタシです。

Gくんの出生の秘密をばらしてしまうと、
前世は犬でした。Gくんには内緒なので
言わないでくださいね!







# by dearhino | 2016-04-26 16:36 | 世界 | Comments(0)

落とし穴から救出されたスマトラサイが死亡

先月、インドネシア領の
ボルネオ島の
落とし穴に、
はまった
ところを救出、
保護区に移送された
スマトラサイが
5日、足の感染症のため死亡

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(C):Ari Wibowo/WWF

このスマトラサイは Najaq と名付けられた
4-5才の若いメスで、
その死は地球上の生息数が
100頭にも満たない
スマトラサイの未来にとって
大きな損失となる。

本当に残念だ。


ブログ内関連記事 :
「ボルネオ島の落とし穴で発見されたスマトラサイ」
http://dearhino.exblog.jp/22668406/
2016.03.31





参照記事 :


参照記事より原文一部引用 :

”The rare rhino was caught in a pit trap last month in East Kalimantan province in an area close to mining operations and plantations, where it was struggling to survive.

However Najaq, as the female rhino was known, succumbed to a leg infection after her health deteriorated in recent days, Indonesia's environment ministry confirmed.”








# by dearhino | 2016-04-07 16:33 | インドネシア | Comments(0)

ボルネオ島の落とし穴で発見されたスマトラサイ

3月12日、ボルネオ島で、
落とし穴にはまった
スマトラサイが発見され、
保護された。

生きているうちに発見されて
本当によかった!

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(C):Ari Wibowo/WWF


ボルネオ島は、北半分がマレーシア領、
その一部がブルネイ領、南半分が
インドネシア領であるが、このスマトラサイが
発見されたのはインドネシア領東カリマンタン州の
西クタイ県の鉱山とプランテーションに近い場所に
設置された落とし穴だった。



ボルネオ島インドネシア領のスマトラサイは
絶滅したと考えられていたが、2013年に
カメラトラップでその姿が撮影され、
その後の周辺調査で、Kutai Baratにおいては
3グループ15頭が確認されている。

ブログ内関連投稿 :
「ボルネオ島のスマトラサイ」
http://dearhino.exblog.jp/20351279/
2014.11.04


落とし穴から救助した現地のWWFによると
今回のように直接スマトラサイと接触をもつのは40年来、
初めてのことであるという。

このスマトラサイは4-5才のメスで、そこから150kmほど
離れた安全な保護区に移送される予定。



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スマトラサイは、インドネシアのスマトラ島と
ボルネオ島のみにしか生息しておらず、
総数は100頭以下と考えられている。

ボルネオ島のマレーシア領では昨年、野生のスマトラサイの
絶滅が宣言されている。


参照記事 :
1.野生のスマトラサイ、40年ぶりに接触
2.Sumatran rhino sighted in Indonesian Borneo for first time in 40 years.
3.New hope for Sumatran Rhino in Borneo



参照記事3より原文一部引用
"The captured female rhino is being held in a temporary enclosure before being translocated by helicopter to a new home – a protected forest about 150 km from the capture site. The rhino's new home is envisioned as the second Sumatran Rhino Sanctuary in Indonesia."


# by dearhino | 2016-03-31 20:05 | インドネシア | Comments(0)

2015年の南アフリカのサイの密猟数は少しだけ減ったけれど・・

南アフリカ環境省が発表した
2015年の国内のサイの密猟数は、
1175頭で、前年より40頭減少。
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南アフリカでの密猟が僅かでも前年より
減少したのは2008年以来のことで
喜ぶべきことではあるが、
残念なことに隣国のジンバブエと
特にナミビアでは密猟が急増しているため、
アフリカ全体として、密猟で殺されるサイの総数は
これまでで最多となった。

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Photo by Rhett Butler.


アフリカのサイの密猟数 :

2014年 1,299 頭
2015年 1,305 頭


ジンバブエのサイの密猟数 :

2014年 12 頭
2015年 50 頭 (あるいはそれ以上)


ナミビアのサイの密猟数 :

2014年 24 頭
2015年 80 頭

アフリカで4番目にサイが多いケニアは
2015年は密猟がかなり減少したという。

今月、ジュネーブで開かれたワシントン条約
常設委員会議では、密猟されたサイの角の
最大の密輸国であるベトナムや中国に対して、
罰則の強化や国内需要の減少へのアクションを
とることが特別事項として指示された。



参照記事 :
1.2015 was the worst on record for rhino poaching in Africa.
2.Rhino Poaching Numbers Fall in South Africa in 2015.

参照記事より原文一部引用 :
"South Africa, ground zero of rhino poaching in Africa, today reported a slight drop in the number of animals killed last year, but that decrease was more than offset by significant increases in neighboring countries."


# by dearhino | 2016-01-28 19:41 | 南アフリカ | Comments(0)