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インドネシアでスマトラサイの赤ちゃん誕生!

インドネシアでスマトラサイの赤ちゃん誕生!_a0280851_1035916.jpg野生では200頭未満、動物園でも19世紀末から合計4頭しか誕生していないというスマトラサイ。スマトラ島で男の子が誕生したというニュース。まさに大事な”世継ぎの王子”の誕生”。Andatu と名付けられた。

Ratu の出産の様子 → : video :The International Rhino Foundation (IRF)


6月23日、生まれてすぐの Rhino Boy !
インドネシアでスマトラサイの赤ちゃん誕生!_a0280851_1029317.jpg
Photo : The International Rhino Foundation (IRF)


記事 CNN.co.jp 6月27日(水)9時51分配信

(CNN) サイの仲間で絶滅の危険性が最も高いとされるスマトラサイの赤ちゃんが、インドネシア・スマトラ島にあるワイカンバス国立公園のサイ保護区でこのほど誕生した。

飼育施設で誕生したスマトラサイは、わずか5頭目とされる。1889年にインドのカルカッタ動物園で1頭、その後米シンシナティ動物園で3頭が生まれた。赤ちゃんの父親アンダラスはその中の1頭で、2001年生まれ。

母親のラトゥは、09年にアンダラスとカップルになってから2回の流産を経てようやく出産にこぎ着けた。

国際サイ財団(IRF)によると、スマトラサイは世界に200頭足らずしか残っていない。マレーシアのサバ州に十数頭生息するほかは、インドネシア国内3カ所の国立公園で飼育されている。角を狙った密猟や生息地の破壊により、過去20年間で半数以下に減ってしまったとみられる。
以上、CNN.co.jp 記事引用。


父親のアンダラス :
2001年9月13日、アメリカ・オハイオ州のシンシナティ動物園で生まれた。
それは、スマトラサイの飼育下での誕生としては1889年のインドのカルカッタ動物園以来、112年ぶりのことだった。
(シンシナティ動物園では、アンダラスの誕生に続いて、2004年にメス、
2007年にオスのこどもが生まれている。)

2007年、繁殖プログラムのためにインドネシアに移され、
2009年、この保護区でラトゥと引き合わされた。



母親・ラトゥ :
現在12歳。野生のサイだったが、現在はこの保護区で暮らしている。
1度目の妊娠は2か月、2度目は1か月未満で流産していた。
今回は16か月の妊娠期間を経て出産した。


赤ちゃんの名前 Andatu の由来 :

名付け親は、インドネシアのズルキフリ・ハッサン林業大臣で、
父の名前・アンダラス(Andalas)と、母親の名前・ラトゥ(Ratu)を合わせ、
インドネシア語の「Anugerah Dari Tuhan」(神からの贈り物)という意味も
込めたという。
by dearhino | 2012-06-25 09:59 | Comments(0)
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