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親愛なる犀たちへ

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残酷に傷つけられたサイが、サファリ客の目の前に!

南アフリカでは、毎日、彼女のように
切り落とされた角の根元から血を流し
痛みに耐え、彷徨い、
死に果てるサイがいる。

彼女は密猟の残酷さ、
サイであることの悲しみを
世界に知らせた。


参照記事 :
1.Rhino with hacked-off horn filmed in South African safari park(E)*
2.South African rhino finally put down after roaming Kruger park for days with horn cked off and bullet in brain (E)*
3.Tourists vow to expose rhino poaching(E)

(*記事中に、その場面を撮影した見るのが辛い動画あり。)


2月28日、南アフリカのクルーガー国立公園のPhabeni Gate から
3kmくらいの地点で、サファリ観光の2台の車の前に、
突然、藪の中から、角を切り落とされ重い傷を負ってふらふら歩く
1頭のメスのシロサイが現れた。

片目はつぶれ、蛆と蠅がたかった顔の深い傷が生々しい
このサイの姿はツアー客に衝撃を与えた。

サイは車に乗ったツアー客の方を向いて立ち止まった後、
ゆっくりまた藪の中に消えて行った。

その後、すぐにサイの捜索活動が開始されたが、
強い雨が降り続き見つけることは難しかった。時間がたつに
つれ、さらに衰弱し、ハゲワシなどの捕食者が狙うことも
懸念された。

 

ヘリコプター、探知犬などを使って捜索が続けられた結果、
5日後に深刻な状態で見つかった。

頭にに銃弾が撃ち込まれて片目はつぶれ、
今後の生存の見込みが低いため、苦しみを終わらせる
選択をするしかなかった。

最初に発見される数日前に密猟の犠牲となり、ここまで長く
生き延びたのは、このサイの年齢が若かったから、と考えられる。

今後、脳内から取り出された銃弾から、使用されたライフルを
特定する作業が行われる。
 

このサイを撮影した写真や動画が、Facebook などを通じて
多くの人々の目に触れることになり、サイの密猟の残酷さを
広く知らせることになった。

ツアーに参加していたベルギーの有力者は、今後密猟を止めるため
EU議会にロビー活動をするなどできる限りのことをする、と誓った。

 

以下、参照記事2.より原文一部引用 :
"The young animal had been mutilated by poachers, leaving it with a horrific gaping wound where its horn should have been and severe damage to its eye.

It was spotted by visitors to the Kruger national park on 28 February, and their footage of the rhino was shared widely by a disgusted public on South African social media."


by dearhino | 2014-03-10 23:42 | 南アフリカ | Comments(0)
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