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親愛なる犀たちへ

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シロサイの赤ちゃん、撃たれたけれど快復!

南アフリカのシロサイの赤ちゃん、
お母さんは密猟者に殺され、
赤ちゃんも頭を撃たれた。

でも、不幸中の幸い、
獣医らに助けられて、
こんなに走れるまで元気になった。


この赤ちゃんは生後約2か月、シャンギと名付けられた。

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photo(C):Smithsohnian Channel

傷の包帯がとれて、獣医さん達と一緒に走る赤ちゃん、
走った後は気持ちよさそうに泥浴び
 → 動画



実は"Running with Rhino"と題するこの動画は
最近のものではなく、2010年9月に
youtube に投稿されたものだが、数日前から、サイについての
検索結果に頻出し、サイ関係のツイッターでも拡散されている。

その理由はわかる気がする。このビデオには、”ひどい目にあった
サイの赤ちゃんが元気になってよかった、サイの赤ちゃんの
走る姿は可愛い”という以上に心に残るものがある、と思う。

最初の場面の大きな頭に白い太い包帯を巻かれた
サイの赤ちゃんの姿はもうケガの快復期にあることが
わかっていても、それだけで十分にそこに至るまでの
運命の悲惨さが伝わる。

その後の、包帯を外され、愛情溢れる獣医さんたちと、
子供のサイらしく元気に走る姿は、先程とは対照的に、
見る者に幸福な安堵を与える。

そして、

「密猟者によってこんなに理不尽な辛い体験を
させられた幼いサイが、もし放置されていたら
命はなかったのに、やはり同じ人間の手によって、
サイとして成長し生きる権利を取り戻した。」

そうしたことを改めて気づかせてくれ、サイの密猟に
心を痛める人間への救いとなっているのではないか。

動画投稿時の2010年よりも一段と密猟が激化し、
絶望も感じる今こそ必要とされる
シンプル・メッセージなのかもしれない。

因みに、南アフリカのサイの密猟数は
2010年は333頭、昨年2013年は1004頭。



参照記事 :
1.Orphaned Baby Rhino Loves To Run With Her Rescuers (VIDEO)(E)
2.Courir avec un bébé rhinocéros (F)

以下、参照記事1.より原文一部引用 :
”South Africa, poachers left a white rhino named Shangi orphaned with a bullet in her head. Luckily, wildlife veterinarian Cobus Raath and his team were there to rescue her.

After tending to Shangi's wound, the veterinarians were sure to keep nurturing the calf's growth by taking her out for some much-needed exercise. Watch as she happily trots along her caretakers and then cools off with a nice mud bath. It's pretty adorable. ”
by dearhino | 2014-03-21 17:22 | 南アフリカ | Comments(0)
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