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南アフリカのサイの密猟増加は止まらない!

南アフリカの2014年の
年間サイ密猟数は
過去最多の
1215


そのうち780頭は、北部のモザンビークと国境を接する
クルーガー国立公園で殺されている。

クルーガー国立公園は日本の四国ほどの広さで
シロサイを主とする約9000頭のサイが生息している。

2013年の密猟数1004頭。



1990年から2013年までの
南アフリカのサイの密猟数の推移 ↓


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グラフが示すように、
僅か8年目の2007年にはたった13頭だった密猟が、
その後は異常な勢いで増加している。


その背景には、
中国やベトナムのめざましい経済発展がある、
と言われている。


サイの角に解毒作用があるという古い迷信が
まだ生きる中国やベトナムにおいて、
その頃から、違法で高価なサイ角の漢方薬を
買うことができる新興富裕層が増加し始めたのである。


サイ角の取引はワシントン条約で禁止されているので
ブラックマーケットの闇価格ということになるが、
実際、サイ角は金よりはるかに高い。

だから、漢方薬だけでなく、
富裕層のステータス・シンボルとして、
大きな角そのもの、酒器、細工品などのような
サイ角製品の需要も高まり、密猟が増加することに
なった。



話をアフリカに戻すと、

南アフリカにおいて、サイの密猟あるいは
サイ角の密輸で逮捕された外国人のなかで
最も多いのが北東側の隣国のモザンビーク人。

モザンビークを基点にした犯罪組織が
サイ角と象牙の不法取引を大々的に
牛耳っている。


南アフリカの北西側の隣国のナミビアで
昨年、密猟されたサイは24頭。
主に北西部の犠牲となっている。
ナミビアには約1800頭のクロサイが
生息している。


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参照記事 :
hing Increased with 1155 in 2014 Infographic


参照記事より原文一部引用

”The latest statistics show the total rhino poached from 2014 has reached 1155. That is already 151 more than the total for 2013.”

ブログ内過去関連記事 :
「早くも2013年の年間密猟数を上回る南アフリカのサイ」
http://dearhino.exblog.jp/20405718/
(2014.11.20)

ベトナム関連記事 :
http://dearhino.exblog.jp/i8/


by dearhino | 2015-01-06 16:03 | 南アフリカ | Comments(0)
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