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サイの密猟者が、まじない師を訪ねる理由

南アフリカやモザンビークには
密猟に出かける前に
呪い師(まじない師)を訪ねる
密猟者がいるそうだ。



参照記事 :
1.South African rhino poachers use black magic to supply Vietnam Market.



a0280851_22223221.jpg 呪い師は、密猟者と銃器を祝福し、
 パワーを与える。





密猟者は、腕と胴体、そして銃身に魔力のある紐を巻いてもらう。
そうすると、自分が殺されずに済む、という。

さらに、呪い師は、「密猟を取り締まる兵士には、
密猟者の姿が見えなくなる。」という魔法までかける。

勿論、こうした呪いをしてもらうにはお金がかかる。

「呪いの品」は、”Muti" とよばれ、アフリカに
広く浸透している。

呪い師が、”密猟成就” のための Muti を密猟者に
与えることも多く、密猟現場には、Muti と思われる、
何か動植物の一部が入れられた包みのようなものが
残されていることもある。

どこの村にも呪い師がいて、南アフリカのヨハネスバーグや
ダーバンには、Muti を大々的に売る市場もある。

Muti には野生動物を使ったものが多く、
例えば、センザンコウの鱗(ウロコ)を持っていると、
弾に当たっても大丈夫と信じて、ポケットに忍ばせている
密猟者もいる。これも野生動物保護の観点から問題だ。

捕まった密猟者が、呪いで自分は木になった、
と思い込んでいた、という例もある。

また、密猟で殺されたサイが目を切り裂かれていることが
あるが、その理由は、そうすればサイが自分たちの顔を
知って次の獲物のサイにメッセージを送ることが出来ない、
と密猟者が信じているから、だという。


参照記事より原文一部引用 :
"A large percentage of black poachers from South Africa and Mozambique will visit a witchdoctor before going to poach, a South African antipoaching expert said."


Muti は、密猟だけではなく、人に対する暴力や
残虐な犯罪にも関わる問題となっている。


by dearhino | 2015-06-02 22:52 | 南アフリカ | Comments(0)
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