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親愛なる犀たちへ

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カテゴリ:ベトナム( 14 )

ハノイで「野生動物違法取引に関する国際会議」

11月17日と18日、ハノイで
「野生生物物違法取引に関する
第3回国際会議」が開催された。

第1回はロンドン(2014),第2回はアフリカ、
ボツワナの kasane (2015)で開催された
この会議には、ベトナムのDang Thi Ngnoc 国家副主席 、 
ラオスの Sonxay Siphandone 副首相、
英ウィリアム王子、国連の Yury Fetov 事務局長補佐
および47カ国の代表、EU、関連国際団体、NGOの代表者
など約100名が参加し、野生生物の違法取引の
防止のための国際協力について話し合われた。

開幕にあたり、Dang Thi Ngnoc 国家副主席は、
野生生物の違法取引の防止が世界的課題であることを
訴えた。

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Photo(C):VN


ウィリアム王子は、開会のスピーチのなかで、
「特にサイ、ゾウ、センザンコウ、ライオンは
恐るべき数が殺されて、保護の努力が追いつかず
絶滅の危機であることを訴え、密猟との戦いは
チャレンジすれば勝利は可能である。」と語った。

EU、参加保護団体からも、不法野生生物取引問題の
解決のために残された時間が少ないこと、
アジアでの野生生物犯罪や密輸問題の解決に
ベトナムが重要な的な役割を果たすことへの
期待が表明された。


会議は、「参加国は密猟犯罪と不法野生生物取引を
阻止するための一層の努力をすることを誓う」という
ハノイ声明の採択によって締めくくられた。

それが実現されることを願うのみ。



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Photo(C):AFP/STR 会議の会場でサイの保護団体の着ぐるみと!


1995年、ダイアナ妃とウィリアム王子(右)とハリー王子(左)
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Photo(C):John Swannell
Last week, on 17 and 18 November 2016, the government of Viet Nam hosted the international Hanoi Conference on Illegal Wildlife Trade. Governments attending the conference adopted the ‘Hanoi Statement on Illegal Wildlife Trade’, in which they committed to expand their efforts to
tackle the poaching crisis and illegal wildlife trade.


by dearhino | 2016-11-24 02:30 | ベトナム | Comments(0)

英ウィリアム王子、ハノイでサイ保護のために啓蒙活動の1日!


英ウィリアム王子、
サイ角の中心的消費国の
ベトナムを初訪問。

ウィリアム王子は、17-18日にハノイで開催される
第3回野生動物取引国際会議 (the third International
Wildlife Trade Conference) となる ”違法野生生物の取引に
関するハノイ会議” に出席するために、16日にハノイ入りした。

ウィリアム王子は、ゾウに加えてサイの保護にも
以前から熱心に取り組んでいる。

ブログ内関連投稿記事:
「ウィリアム王子はサイの保護活動にも熱心!」
http://dearhino.exblog.jp/20942849/
(2015.02.28)

ウィリアム王子は、大変な人気のサッカー選手だったベッカム、
身長208cmのバスケットボールの元スター選手中国のヤオ・ミンらと
共にサイ角製品の不買を訴えるキャンペーンビデオにも
出演したこともあった。CGのサイがたくさんサッカースタジアムに
登場する楽しい内容だ。




そして、今回は初めてベトナムを訪問し、
初日はベトナムの首相らとの懇談のあと、
ハノイの旧市街の漢方薬店で漢方薬の
材料を見たり、伝統漢方の専門家と
話したり、カフェでNGO代表者などと
意見を交わした。

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Photo(C): VN EXPRESS


さらに、ウィリアム王子はハノイ市内の Hong Ha
小学校の8才のクラスを訪問、生徒たちは「サイを守ろう」
というメッセージの入ったおそろいのTシャツで迎えた。

王子は密猟からサイを守ること、人々にサイ角の消費を
しないことを説得することの必要性を子供たちに
話した。

そして、Humane Society International の
野生動物部門が制作した I'm a Little Rhino" という
本が朗読された。子供にわかりやすくサイの問題を
伝える絵本でベトナム語と英語で書かれている。

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Photo(C): VN EXPRESS


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(C):HSI



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(C):GETTY


一緒にサッカーをして遊んでもらったり、
子供たちにとっては一生忘れない印象的な
出来事だったと思われる。

彼らがこの日のことを周囲に話して、
サイ角を買いたいと思う大人の心に
届いたらよいと願う。


参考記事 :
1.Prince William to visit Vietnam for wildlife conservation
2.Prince William visits Hanoi for wildlife conference.
3.Prince William reads rhino book with Vietnam school children ahead of wildlife conference
4.Prince William tries to teach children about endangered animals in adorable story time.
5.フック首相、初訪越の英ウィリアム王子と懇談


参考記事4より原文一部引用 :

William, 34, also visited a traditional medicine shop and a local cafe after being greeted by Prime Minister Nguyen Xuan Phuc, premier of the one-party communist state.

Demand for rhino horn has led to an increase in poaching in Africa and William and Harry have warned the animals could be extinct within a few decades.



by dearhino | 2016-11-20 16:17 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムで押収象牙とサイ角を焼却処分


11月12日、ベトナム政府は
密輸で押収した象牙2トンと
サイ角70kgを粉砕し焼却処分。

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(C):STROOP

この焼却イベントは、17日から同じくハノイで
開催される不法野生生物の取引に関する国際会議
"Conference on Illegal Wildlife Trade "に先立ち、
ハノイの Soc Son Districtで実施されたもので、
ベトナム政府は不法野生生物取引を取り締まり、
人々への啓蒙をする、という姿勢をアピール
することを目的としている。

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(C):STROOP


ハノイでの会議は、ベトナムの不法野生生物の
密輸問題に対する取り組みの改善の契機となる
ことが期待されている。

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(C):Reuter

これまで象牙とサイ角の焼却処分は、
ケニヤ、米国、フランス、イタリア、
フィリピン、シンガポールおよび中国で
実施されている。


参照記事 :
1.Vietnam to destroy tonnes of ivory and rhino horn
2.Animaux sauvages les routes du trafic.
3.Vietnam to destroy ivory and rhino horn.
4.https://www.facebook.com/ajplusenglish/videos/839790666162442/?pnref=story


参照記事1より原文一部引用 :

"Destroying ivory and rhino horn is a symbolic action to show the commitment of the Vietnamese government to tackling the illegal wildlife trade, and raise local people's awareness on the use of the products, the ministry said."





by dearhino | 2016-11-16 20:08 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムの人々が書いてくれた、サイに関する130のメッセージ


ハノイ・サイ保護イベント報告③

5月29日にハノイのイオンモール・ロンビエンで
開催されたサイ保護イベントで、来場者の方たちが
サイに関するたくさんのメッセージを残してくれました。

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「サイについての願いや希望のメッセージを書いて
下さい」とベトナム語で書いてあります。

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皆さん、真剣に考えてくれています。
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メッセージ・ボードがどんどん埋まっていきます。
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130枚のメッセージ・カードは大事に日本に持ち帰りました。
日本語のメッセージもあります。
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↓英語のメッセージ。

「サイを守ろう!」
「サイを殺さないで!角はヒトの爪と同じケラチンだから。」
「野生動物をみんなで守ろう!」
「サイの角を使うあなたは立派には見えない。だからサイを
殺さないで!サイは絶滅の危機にある。」

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↓フランス語のメッセージもあります。

「サイの身体の一部を売買することは悪いこと!」
「我々はみな、サイを守ることに責任をもつべき!」
「動物を守ることは私達の家である地球を美しくすること。」
「私達の友であるサイを守ろう!」

”Vietnam Saves Rhinos" のフランス語訳を
私達のキャンペーンロゴのようにクロスワード・
パズル風に並べてくれたのも嬉しい。

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↓ベトナム語で「サイを守って!」は

Hảy bảo vệ tê giác! 

「サイは私たちの仲間!」というメッセージもあります。
サイのことは、ベトナム語では、”テーザック”です。
このまま片仮名の発音をしても殆ど通じませんが。

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100余りのベトナム語のメッセージは、少しづつ辞書を
引いて日本語に訳せればと思っています。
難しそうですが・・


↓イラスト入りのメッセージも楽しいです。
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来場した子供たちが楽しそうに色を塗ってくれた
塗り絵も日本に持って帰りました。

航空会社のカウンターで預けるときに、
潰れるかもしれないと言われて、「ベトナムの子供たちが
描いてくれた大切な絵だからそれは困る」と答えたら、
このように袋に入れてコワレモノ扱いにしてくれました。

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機会があれば、もう一度広げて日本の皆さまにも
この大きな塗り絵を見て頂きたいと思います。
頂きたいと思います。



ブログ内関連投稿記事 :

”5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました”

”ハノイの笑顔はサイを救う希望”


今後もベトナムで、サイ角消費ゼロにすることによる
サイ保護の啓蒙活動 Vietnam Saves Rhino の
キャンペーンを継続したいので、現在、目標額20万円で
活動資金のご支援を募っています。

是非、こちらにアクセスしてご検討頂けたら
大変ありがたいです。
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos






by dearhino | 2016-06-16 15:10 | ベトナム | Comments(0)

ハノイの笑顔はサイを救う希望!


ハノイ・サイ保護イベント報告②



5月29日にハノイのイオンモール・ロンビエンで
開催したサイ保護イベントに来てくれたベトナムの
子供たちとファミリーの皆さんは、サイの密猟の原因となる
サイ角の使用をやめてサイを守ろう!という私達の願いに
共感してくれたことを素晴らしい笑顔で示してくれました。

ベトナムにはサイの味方になってくれるヒトもたくさんいる!と
サイたちにも伝えたくなります。ここにサイを救う希望があります。

皆様にもその笑顔をご紹介したいと思います。

クロサイの大きな写真の前にサイ保護のメッセージを
手に立ってくれたハノイのこどもたちとファミリー。
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そして、リトルGと仲良くしてくれたみなさん、
ありがとうございます。

今回のイベントの展示で、南アフリカには、
お母さんを角目当ての密猟者に殺された
リトルGのような孤児サイがたくさんいることを
紹介しました。

これからもリトルGのことを思い出して、
サイ角の問題を考えてもらえたら有難いです。

サイの角には薬の効果はないこと、
サイ角を使うのをやめないと、サイが絶滅することを
みんなに伝えてくださいね。


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赤いTシャツのスタッフ達もリトルGを可愛がってくれました。
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現実のリトルG (Gertjie) はこの子です。
親友のラミーと一緒。

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(C):The Hoedspruit Endangered Species Centre


最後に皆様にお願いです。

お母さんを密猟者に殺された孤児サイは、
ひとりで生きていくことはできません。
母乳をもらえないので餓死するか、ライオンなどに
襲われるか、あるいは不幸中の幸いでリトルGのように
レンジャーなどに見つけられ保護されればミルクで
育てられます。

ベトナムでのサイ角消費をゼロにすることで
孤児サイをこれ以上ふやさないようにするためにも
こうした活動を今後も続けていきたいので
現在クラウドファンディングで資金の支援を募集しています。

こちらからクレジットカードでご支援いただけます。↓
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos


口座振込みでご支援して頂ける場合
にアクセスして、リターン(お礼の品)についても
確認いただいた上、当ブログのコメント欄から
ご連絡(非公開コメント可)頂けましたら
振り込み口座番号のお知らせをさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。



参考 :

○東京のリトルGの Facebook ページ。
https://www.facebook.com/littleGkun/


○ブログ内関連投稿記事:

”5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました”

”ベトナム人が書いてくれた130のメッセージ”




by dearhino | 2016-06-10 17:52 | ベトナム | Comments(0)

5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました!

ハノイ・サイ保護イベント報告①

5月29日の日曜日、サイ角の最大の消費国と言われる
ベトナムで日本の団体が主催する初めての
サイ保護イベントが実施されました。

富裕層ベトナム人の一部が違法なサイ角を超高値で
買うために、アフリカでサイの密猟が急増し、サイに深刻な
絶滅危機が迫っていることを広くベトナム人に知らせることを
目的とし、ベトナム人のサイ角消費をなくすことで、ベトナムに
サイを救ってもらうための "Vietnam Saves Rhinos" と名付けた
キャンペーンの最初のイベントでした。

主催はNPO法人「アフリカゾウの涙」で、ベトナムに進出する
日本企業イオンのベトナム関係者の皆様のご理解とご協力に
よって、ハノイのイオンモールのスペースをご厚意で使わせて
頂けることになり、今回のイベントが実現しました。

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今回のイベント内容は、ハノイの日本人留学生と
現地の大学生たちとの協力で計画されました。
日曜日のショッピングモールを訪れる若い人たちに
まずは気軽に楽しく「サイの現状」を伝えることを
目指しています。

現在のベトナム人の平均年齢は28才というだけあって、
ハノイの町でもモールのなかでも年配の方を見かけることが
非常に少なく、日本との大きな違いに驚きました。

開店前の店内の様子です。
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美術専攻の学生が作ってくれた大きなサイのぬり絵と、
来場者の方々に書いてもらうメッセージを貼るボードも
スタンバイしています。
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イオンモールの開店は朝9時。
開店と同時に続々とお客さまが入ってきます。

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私たちのところにも子供連れのファミリーが立ち寄ってくれます。
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高い吹き抜けの上の方から見るとこんな様子です。
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子どもたちにぬり絵が大人気でした。
午前中には「完成」してしまい、もう1枚用意すれば
よかったと学生スタッフが残念がっていました。
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赤ちゃんもカラフルで大きな絵には興味がありそう。
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高いところは大人の担当。後ろ姿がちょっと楽しそう!
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少年たちが、アフリカのサイを紹介する写真を興味を持って
見てくれているようです。

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写真をめくったところにある説明文も
ちゃんと読んでくれました。

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ここは南アフリカの孤児サイの「リトルG」を紹介するコーナー。
赤ちゃんのときに目の前で角目当ての密猟者にお母さんを殺され、
保護施設で育てられるが、しばらくはトラウマで、夜も眠れなく
なってしまった実在のシロサイの子です。

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「リトルG」は、ぬいぐるみを作って
日本から連れて行きました。

この女の子はこの「リトルG」をとても気に入って
くれたみたいで、この後もときどき撫でに来て、
帰るときも名残り惜しそうにしてくれました。

言葉は通じないけれど、通じた気がします。
”ずっとサイを大事に思ってくれるよね!”

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私が日本人だとわかると、この若いご夫婦は勉強中の日本語で
頑張って話してくれました。そして、日本語で
「サイの角を買わない」と言ってくれました。


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学生が作ってくれたこのイベントのポスターの前で
ポーズをとる利発そうな男の子。こちらでは、私達の
スタッフTシャツと同じ赤いTシャツを着ている人が多いように
思いました。ベトナム国旗が赤地に黄色い星なので、
赤が好まれるのかもしれません。

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今回のイベントに協力してくれたベトナムの
野生動物保護団体から提供された子供向けの
サイについてのパンフレットを見る女の子。

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サイ保護に関する動画を子ども達に見てもらっているところ。
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たくさんの方々がサイ角の使用経験の有無などを尋ねる
アンケートに協力してくれました。

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アンケート回答中の可愛い赤ちゃんを連れたご夫婦。
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質問の数も多くて大変そうだったのに
子供もアンケートに協力してくれました。

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クロサイの大きな写真の前で「サイを守ろう」
というベトナム語と英語のメッセージを持って
立ってくれた爽やかな少女たち。

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今回のイベントに協力してくれたベトナムの
保護団体WildAct からの紹介で、テレビ局も
取材に来てくれました。

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展示パネルも撮影してくれています。
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ボランティアのベトナム人学生もインタビュー
されています。

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このイベントを通じて思ったことや伝えたいことを
カードに書いてもらいました。このメッセージボードには
ベトナムの皆さんのサイへの温かい思いが詰まっています。

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私達の "Vietnam Saves Rhinos" のロゴの左は、
ベトナムの野生動物保護団体 "Education For Nature-Vietnam"、
下は同じく "WildAct" のロゴ。

これらの団体から私達のイベントのために、グッズや
パンフレット、映像などを提供して頂きました。

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今回のイベントの実行委員になってくれた
ハノイ留学中の日本人学生 "3人娘” たち。↓

実行委員長は Aya さん(中央)、文字通り、
彼女の存在なくしてはハノイで今回このイベントを
実施することはできなかったでしょう。
大変な局面も冷静に粘り強く乗り切り、
すばらしいリーダーシップを発揮し、当日まで
本当によく頑張って、これだけ多くのベトナム人が
立ち寄ってくれた最高のサイ保護イベントを実現させて
くれました。


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副実行委員長の Maho さん(右)は準備段階から
当日までベトナム語専攻の強みを活かして
活躍してくれました。そして Yumi さん(左)は
穏やかな雰囲気で実行委員会をまとめて支えて
くれました。


そして、ベトナム人の学生さんたちも
準備段階から協力してくれました。
私(一番右)のとなりのTuyen さんと、Anh さんは
(一番左)は日本留学経験があり日本語が堪能なので、
ベトナム語の翻訳をお願いしました。

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Miwa さんには5月にハノイに引っ越されたばかりの
お忙しいなかイベントの宣伝と撮影を手伝って
いただきました。

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そして、当日のボランティアの学生さんたちは
来てくれたファミリーや同世代の若者たちを
とても親しみやすく迎えてくれて、おかげで
会場に楽しい雰囲気が溢れていました。

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今回のハノイでのサイ保護イベントはこのように
多くの皆さんに支えられて実現しました。

日本とベトナムの若者たちがタッグを組んで
素晴らしい結果を見せてくれました、

サイのために力を貸して下さった皆さんに
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうも有難うございました。


このイベントに立ち寄ってくれたベトナムの子ども達、
家族連れ、そして若者たちからは、サイ角を消費するより
サイを守るべきという考えを当たり前に共有してくれるような
印象を受けました。

ベトナムのどこに、サイ角をステータスのために
超高値で買いあさる富裕層のベトナム人がいるのかと
不思議な気さえしました。

でも、現実にはそういうベトナム人がまだいるからこそ、
サイ角が密輸され、アフリカでは1日平均3頭ものサイが
密猟で残酷に殺されているのですが。

このショッピングモールを訪れる若者や子ども達は
ベトナムではだいたい中流以上の暮らしのようですが、
どこかで違法サイ角に出会ってしまう機会があったら、
是非今日のことを思い出してほしいです。


最後に皆様にお願いです。ベトナムでのこうした活動を
今後も続けていくために、クラウドファンディングで
資金のご支援を募集しています。

こちらからクレジットカードでご支援いただけます。↓
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos


口座振込みでご支援して頂ける場合
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos
にアクセスして、リターン(お礼の品)についても
ご確認いただいた上、当ブログのコメント欄から
その旨をご連絡(非公開コメント可)頂けましたら
振り込み口座番号のお知らせをさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。


ブログ内関連投稿 :

ハノイ・サイ保護イベント報告②
"ハノイの笑顔がサイを救う希望"

”ベトナム人が書いてくれた130のメッセージ”



by dearhino | 2016-06-04 17:53 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムで連日、港と空港でサイ角と象牙を大量押収!

8月13日には、ハノイの空港、
8月14日には、ダナンの港で、
合計800kg以上の
象牙とサイ角を押収!

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いったい、何頭のゾウとサイを殺して
奪ったものなのだろうか?


8月14日、ベトナム中部のダナンの港に
寄港した船舶に積まれていたコンテナー2個に
入っていた象牙593kgと共にサイ角142kgが
発見され警察に押収された。

これらは、登録上は「翡翠の原石」ということで
あて先はダナンにある会社だった。

船舶はモザンビークからマレーシアを経由して、
最終寄港地はベトナム北部のハイフォン港。


また、前日の13日には、ハノイの空港で、
計約100kgのサイ角と象牙が押収されている。

アフリカからの便で、出発地は明らかではないが
韓国を経由してハノイに到着。


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Photo(C):Tien Phong



サイ角や象牙の輸入をベトナム政府は禁じているが、
ベトナムではサイ角の粉の漢方薬が万能薬となると
信じられ、密売されている。実際には、サイ角の成分は
ケラチンという人間の爪や毛と同様のタンパク質で
薬効はない。

しかし、ブラックマーケットでの闇取引の
末端価格の最高は、参照記事によると
さらに値上がりしているようで

サイ角1グラム
あたりUS$133(約1万6千円

象牙1キロあたりUS$2100(約26万円

とまで言われている。

象牙よりサイ角の方がはるかに高い。


2008年から2015年までに、ベトナムの税関で
押収されたサイ角は、23件、計13,997kg。
現実には、これ以外に多くのサイ角が密輸されている。

サイ角が高値で売れなけば密猟する意味も
失われるのだが、どうすれば、ベトナムの富裕層が
ステータスシンボルとして、サイ角製品を買わないで
くれるようになるのだろうか?



参照記事
1.Hanoi customs officers seizes 100 kg of ivory, rhino horns in record haul .
2.Saisie de 735kg d'ivoire et de cornes de rhinoceros.


参照記事1より原文一部引用 :

"Custom officers at a Hanoi airport on Wednesday seized 100 kg of what they believed to be ivory and rhino horns - the largest haul of wildlife products - that arrived in a flight from Africa.


by dearhino | 2015-08-15 17:38 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムで大量のサイ角と象牙を押収


押収されたサイの角

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Photo(C): Tuoi Tre



by dearhino | 2015-05-17 00:29 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムのサイ角購買層分析(3)

今回の調査結果 (*)から、
サイ角をベトナム人に買わないでもらうために
どんな方策が立てられるだろうか?




参照記事 :
1.True motive behind rhino poaching(E)
2.Vietnam’s market for rhino horn could quadruple(E)


「WWF南アフリカは、この調査結果を踏まえ、
彼らの嗜好を車やブランド品の洋服など
サイ角以外のステータスシンボルに向かうように仕向け、
サイ角への見方を変えることに希望をつないでいる。

我々はサイを救うことができると信じている。南アのサイの数は
まだ減っていない、アジアで起きていることを変えなくてはならない。
韓国、タイでもサイ角需要は膨らんだが、既に鎮静化している
ではないか。」

(WWF-南アフリカ・コーディネーターDr. Shaw))


「ベトナム人に対して、血を流しているサイ、
死んだサイの画像を見せても、あまり効果が
ないことがわかった。

従って、密猟撲滅キャンペーンは、
角を奪われる時のサイが
どんなに悲惨な状況であるかよりも、

サイの角の消費者が、
いかにダサくて愚かであるかに、
焦点を当てる必要がある。

ベトナム・トラフィックでは、ベトナム健康省や
伝統薬の協会とも協力して、ガンのような深刻な
疾患の治療へのサイ角薬の使用を減らすよう
働きかけている。

ベトナムの役所は、サイ角に関して、
理論的に堅固な法的枠組みの強化を
行わなければならない。」

(トラフィック・ベトナム、Dr. Doak )


以下、参照記事1.より原文一部引用。
"Anti-poaching campaigns therefore had to focus
on how "uncool and foolish" horn users looked,
rather than how the rhino looked when their
horns were removed.

(*)
ブログ内関連投稿記事 :
http://dearhino.exblog.jp/18709856/
「ベトナムのサイ角購買層分析(その1)」
(2013.10.08)

http://dearhino.exblog.jp/18735253/
「ベトナムのサイ角購買層分析(その2)」
(2013.10.10)
by dearhino | 2013-10-11 22:33 | ベトナム | Comments(0)

ベトナムのサイ角購買層分析(その2)

ベトナムでは、
何人にひとりが
サイ角製品を買っているの
でしょう?

そして、その何倍の人々が、
将来、サイ角製品を
買いたいのでしょう?



参照記事 :
1.True motive behind rhino poaching(E)
2.Vietnam’s market for rhino horn could quadruple(E)



WWF-SA(南アフリカ)によって実施された
ハノイとホーチミンの720名の人々を対象に行われた
今回の調査は、サイ角の消費者像を探る調査としては、
過去最大の規模である。

この調査から、現在のサイ角購買層のプロフィールだけでなく
彼らの背後に、将来のサイ角購買層となり得る人々が
たくさん控えている、ことが明らかになり、これは、
この調査結果の最も注目すべき点である。


具体的な数字で言うならば、
ベトナムの全人口 8700万人の5% とされる
現在のサイ角購買層の背後に、 その3倍の数の、
もし経済的余裕ができたら、サイ角を購入したいという人々
(今回の調査対象のなかでは16%)が、控えている、
ということだ。

現在、高価なサイの角を買うことの出来る人々は、
ベトナム社会での成功者であり、それなりの影響力が
あるために、まだ手の届かない人々、少し若い人々が、
彼らに倣いたい、という思いを持ってしまうのであろう。


以下、参照記事2.より原文一部引用 :
"The most significant finding is that beyond the current consumer group, estimated at 5% of the 87-million strong Vietnamese population, lies a large group of people — three times the size (16% of the people surveyed) — intent on buying or using rhino horn in the future, Dr Shaw said at the launch of the research in Johannesburg."


ブログ内関連投稿記事 :

http://dearhino.exblog.jp/18757907/
「ベトナムのサイ角購買層分析(その3)」
(2013.10.11)

http://dearhino.exblog.jp/18709856/
「ベトナムのサイ角購買層分析(その1)」
(2013.10.08)


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少なくとも、20人中19人のベトナムの人たちが、
今後も決してサイ角を買わないよう願うばかり。



by dearhino | 2013-10-10 15:16 | ベトナム | Comments(0)