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親愛なる犀たちへ

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ナミビアにサンタがやってきた !

ナミビアの国立公園で
クリスマスに
一番うれしいプレゼント!

シロサイの赤ちゃん誕生!


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参照記事 :
1.Xmas calf increases white rhinos to 11 (E)
2.Zambia’s Rhino population on high(E)

ザンビア東部の North Luangwa 国立公園で
クリスマスにシロサイが誕生した。

これでザンビアのサイは、クロサイは29頭、シロサイ11頭の
計40頭となった。

ザンビアのクロサイであるが、一度絶滅した後、
2001年、ザンビア野生動物局(ZAWA) が、
独フランクフルト動物園協会の協力で、
「クロサイ再導入プロジェクト」を立ち上げ、
南アフリカから North Luangwa 国立公園に
クロサイを導入している。

記事によると、導入されたクロサイは合計25頭、
うち数頭は自然要因や不適応で失ったが、2001年の
プロジェクト開始以来、14頭の子が誕生した、という。


参照記事1より原文一部引用 :
“From the total of 25 black rhinos received, with some loses along the way from natural causes and adaptation challenges, there have been 14 births since the project started in 2001。



ドイツはこのプロジェクトのために 50万ユーロを
提供、さらに大使館を通じて関連団体に継続的な
財政支援をしている。

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by dearhino | 2013-12-29 17:10 | ザンビア | Comments(0)

ジャワサイのサンクチュアリー

最後の賭け。
風前の灯のジャワサイ、
最後の50頭前後を救うための
新しいサンクチュアリー!



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photo:参照記事2より
参照記事 :
1.Rhinocéros de Java: le refuge de la dernière chance
(F)
2.Un parc pour sauver les derniers rhinocéros de Java(F)
3.New Sanctuary for Rarest Rhino Species in Indonesia
(E)

ジャワサイはかつてインドや中国までに広がり数千頭が
生息していたが、密猟と森林破壊のために、5種類のサイの
なかでも最も数が少なく、それどころか世界で最も数の少ない
大型哺乳類の一種になってしまった。

今では、インドネシアのジャワ島の西の先端に位置する
世界遺産のウジュン・クロン国立公園に約50頭(うち8頭は
繁殖年齢に達していない若い個体)が生息するのみである。
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この差し迫った状況下で、ジャワサイを救う最後の賭け
として、公園内に人間が立ち入りを禁じたジャワサイの
サンクチュアリーを2014年3月に設けることとなった。
その場所に住んでいた農民らには立ち退き手当を出し
他の場所に移住させている。


熱帯雨林の原生林に広がる5100ヘクタールの新しい
サンクチュアリーでは、限られた空間でオスとメスの出会いの
チャンスが増し、繁殖が促進されることが期待されている。


このサンクチュアリーはインドネシア政府が管理し、
アメリカのサイの保護団体Internatonal Rhino Foudation が
金銭的補助をしている。

サンクチュアリーは2011年にできる筈であったが、
インドネシアにはびこる「お役所仕事」的対処から、
先送りされて遅くなった。

また、インドネシアでは2011年から原生林の開拓は
禁止されているが、慢性的な買収行為により守られていない。

その結果、インドネシアで2011年から2012年にかけて
失われた森林面積は、2万平方キロメートルで、
最近発表された世界15大学の調査結果によると、
2000年から2012年の森林面積の消失率が1番高いのは
インドネシアである、という。

ジャワ島では、島のサイは聖なるものと見なされ、地元の人々は、
「Abadere Gede がいなくなると、災いが起きる。」と
信じている。Abadere Gede とは地元の言葉でサイの意味。


以下、参照記事2より原文一部引用 :
"Ujung Kulon National Park is located on the western tip of Indonesia's main island of Java. It has only around 50 of the animals left there. People who like to see the Javan rhino, which is the world's rarest rhino, should recognize a trail of hoofprints in the soft mud and bite marks on foliage to understand that the rhino is nearby."
by dearhino | 2013-12-28 22:40 | インドネシア | Comments(0)

カジランガ国立公園から出たインドサイ


食べ物を求めて
国立公園から出て、
水田に入ったサイを
村人が追いかけ、
サイはパニックに!



参照記事 : 
Rhino attaks villager in Lakhimpur(E)

20日、カジランガ国立公園から出た1頭のサイに
村人が襲われ重傷を負った。

Lakhimpur という町から11kmほど離れたPanigaon 村で
起きた事件で、20日早朝、サイが水田にいるのを見つけた
村人が大勢で追いかけたところ、サイはパニックを起こし、
人家のあるところに入り込んでしまい、7人の村人を負傷させ、
うち一人が重傷を負ったのである。

その前日にも、この地区の市場のサイが入り込み、6名が負傷、
いずれも軽傷だった。


以下、参照記事原文一部引用 :
”The incident occurred at Panigaon village, about 11km from Lakhimpur town. Villagers found an adult rhino in a paddy field early in the morning on Friday. Chased by a large number of villagers, the pachyderm tried to enter human habitation, leaving a villager injured.”


関連した以前の投稿記事 :
http://dearhino.exblog.jp/18995509/
「インド、カジランガ国立公園の現状」
(2013.12.18)
by dearhino | 2013-12-26 15:53 | インド | Comments(0)

Merry Christmas !

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サンタクロースさま、

生きているサイたちに
密猟者を追い払える魔法を
プレゼントしてください!

天国のサイたちより


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by dearhino | 2013-12-23 22:12 | 世界 | Comments(0)

インド、カジランガ国立公園の現状

インドサイの3分の2が生息する
インドのカジランガ国立公園でも
密猟が増加している。



参考記事 :

1.Rhino killed in Kaziranga; horn and ears taken away(E)
2.Kaziranga rhinos stray out, face threat from poachers(E)
3.A day after opening, rhino carcass found in Kaziranga Park (E)
4.State Govt steps to check rhino poaching(E)


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Photo(C): Ritu Raj Konwar

インド東北部のアッサム州のカジランガ国立公園は、
例年、モンスーンの季節の5月から10月までは
一般観光客にはクローズされている。

今年も11月1日、Rockybul Hussain 森林大臣が出席し、
外国人60人を含む120人の観光客が訪れ、サファリのための
17頭のゾウと共に、観光シーズンの幕を開けた。

しかし翌日には、その数日前に密猟者に撃たれたと
思われる角を切り取られたサイの死体が、国立公園内で
見つかり、容疑者3名が逮捕された。

昨年は28頭、今年は11月までに34頭のサイが同国立公園で
殺され、アッサム州政府において深刻な問題となっている。

密猟対策の成果を上げられないアッサム州の Rockybul Hussain
森林大臣は、増加する一方のサイの密猟に対して新たな対抗策を
打ち出した。

密猟者の情報を提供した場合には褒賞金を出し、その提供者の
秘密を厳守するというものだ。

大臣はさらに、野生動物サンクチュアリに侵入するテロ組織
Karbi Peoples Liberation Tigers の武装する幹部についての
情報も公開した。

密猟問題の深刻さから、11月には議会常任委員会チームが
国立公園を視察し、今後、専門家と中央関連省がこの問題に
取り組むことを約束している。



他方、寒さに向かうこのシーズン、また新たな問題が起きている。
11月中旬には、2頭のサイがカジランガ国立公園から外に
出てしまった。

密猟者から狙われやすいブラマプトラ川(国立公園の北側と
東側の境界線となっている)周辺にいる可能性が高く、
24時間体制で周辺の広い地域を追跡しているが、
川岸は濃霧もあり見つけることはとても難しい。

逆に、密猟者にとっては、ブラマプトラ川の中洲が
サイを待ち伏せるための絶好の場所となっている。

例年、冬になると食物を求めて国立公園の外に出るサイがいる
ことを知っている密猟者が、有利な場所で狙いを定めているのだ。



以下、参照記事2原文一部引用 :
"JORHAT: Two adult rhinos have strayed out of Kaziranga National Park and are now under serious threat from poachers in a remote area located on the banks of the Brahmaputra on Tuesday. Forest staff said the areas where the rhinos are sheltering are vulnerable to attacks by poachers."
by dearhino | 2013-12-18 21:48 | インド | Comments(0)

今日は密猟の記事を書くのはやめておこう。

「サイが私に降ってきてから
            1.000日」




毎日、サイのことが気になっている。
それは、ある日突然始まった、と言ってもよい。


2011年3月6日、上野動物園のカバ来日100年記念の
講演会に行った。


講演後、カバを見て、隣のアシカを見て、その隣のサイを見た。

翌日から、灰色の密度100%の犀の巨体が私の頭の中を
悠然と歩く。


よくわからないけれど気になり始める、という感覚。
そう。でも、これは究極の片想いになる。


そして、2日後、私の誕生日だった。

50代になると、年を重ねる度にちょっぴり
人生の終わりを意識する。


そして、さらに3日後、東京のとある場所の古くて細いビルの
上層階の1室で、古楽器リュートのレッスンを受けていたとき、
激しく揺れた。サイが数十頭、全速力で駆け抜けたらこんなだろうか? 
その部屋の壁にひびが入るほど揺れは激しかった。


大震災は、ある日、突然、全てが終わることもある、
と教えてくれた。


だから、迷わず、今から、サイのもとに走ろう!!



そんな具合に、サイ好きの日々が始まりました。


それから、サイのいる動物園に通い、サイのことを
色々と知りたくて、インターネットで調べるようになりました。

日本語の新しい情報は少ないので、英語、フランス語の
情報も含めて紹介しているのが、このブログです。

この1000日でサイの密猟問題が日々、深刻化し
悲惨な内容の記事が多くなってしまうのは辛いですが。

東日本大震災から12月4日で1,000日、
サイが私に降ってきてから、11月29日で1.000日、
理由を聞かれてもうまく答えられませんが、
飽きることなくサイへの片想いは続いています。


思い起こせば、大学のフランス文学科で書いた卒論の
テーマも「犀」でした。イヨネスコというフランスの劇作家が
1960年に書いた戯曲のタイトルです。

この作品では、最初は犀のことを馬鹿にしていた人間たちが、
しだいに犀ほど美しく素晴らしいものはない、だから自分も
犀になりたい、と考え始め、次々と犀に変身していき、
最後には主人公以外のすべての人間が犀になってしまいます。

それはファシズムや全体主義蔓延の恐ろしさを描くもので、、
ここで犀はナチズムの象徴なのですが、そのことはともかく、
犀と私はやっぱり、赤い細い糸で結ばれているのでしょう、
なんてね。
by dearhino | 2013-12-06 11:55 | その他 | Comments(0)