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ウガンダのシロサイ・絶滅後の再導入

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ウガンダのシロサイは密猟により1980年代に
絶滅したが、その後、隣国のケニヤなどから
新たに導入された。

現在、ウガンダのZiwa Rhino Sanctuary
および Uganda Wildlife Education
Centerにおいて、シロサイの将来的な
野生復帰をめざし、新たな繁殖が行われている。

Ziwa Rhino Sanctuary では、2009年6月,
絶滅後に導入されたシロサイ次世代の子供が誕生、
ウガンダで27年ぶりのシロサイ誕生となった。

その後、2014年まで4月まに9頭のサイが
誕生し、現在は、当初の6頭から15頭まで
数をふやした。

2009年に最初に生まれたオスのサイは、オバマと
名付けられた。その由来は、父親がオバマ米大統領と
同じくケニヤ出身、母親がアメリカ・フロリダの
ディズニー・アニマルキングダム出身という
ことからである。


27年ぶりにウガンダで生まれたシロサイの
オバマくん。現在5才。
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Photo(C):Ziwa Rhino Sanctuary





この Ziwa Rhino Sanctuary と
Uganda Wildlife Education Center を訪れた
横浜の金沢動物園クロサイ飼育担当T氏による
報告記事が金沢動物園の公式ブログにアップされ、
日本ではなかなか知ることのできないウガンダの
シロサイ保護、繁殖への努力の様子などが
多数の写真と共に伝えられている。

そして、T氏が、Uganda Wildlife Education Center にいるシロサイのカップルのために、 Ziwa Rhino Sanctuary から持ち帰った ”おみやげ” は、
さすがサイ飼育のプロ、と思わせるもので面白い。
さて、それは何だったでしょうか?
↓↓   
↓↓
金沢動物園こぼれ話ブログ:
「続・ウガンダのシロサイ事情」←(答えは?)

「シロサイが生まれました。え!!? ~ウガンダ報告」


2014年4月3日生まれのルナちゃん。
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Photo(C):Ziwa Rhino Sanctuary

2009年から5年間にオバマくんを含めて
Ziwa で生まれた9頭の子供の父親はすべて
Taleo というケニアからきた14才のオス。
まさにボスとして君臨しているのだろう。

母親は、フロリダからきた2頭と
ケニヤ出身の1頭の合計3頭で、
それぞれ3頭づつ子供を生んでいる。


参照記事 :
1.●Ziwa Rhino Sanctuary のホームページ 
2.●ウガンダ野生生物教育センターのホームページ
3.Rhinos returns Uganda.
( ↑オバマくん誕生に関する2009.06.23日の記事)


参照記事3.より原文一部引用 :
Uganda has its own rhinos again - the first calf in 27 years was born recently at the Ziwa Rhino Sanctuary in Nakasongola district, central Uganda. The new arrival brings hope that the magnificent animal, now extinct in the country's wilds, will thrive once again.



*地図は、外務省ODAメールマガジンより
 


 




by dearhino | 2014-05-21 16:56 | ウガンダ | Comments(0)

2014年・南アフリカのサイの密猟数・376

5月14日、南ア環境省発表のサイ密猟統計では、

今年になって南アフリカで殺されたサイの数は
376


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画像(C):UNITE AGAINST POACHING




今年の1日平均の密猟数 : 
376頭 ÷ 134日 = 2.80頭


今年の1日平均密猟数の推移 :

1月17日現在 2.18頭
2月26日現在 2.56頭
3月14日現在 3.01頭


今年の1日平均の密猟者逮捕数 :
106名 ÷ 134日 =
 0.79名





密猟数が多い国立公園 :
1位 クルーガー国立公園  245頭 ←(185) *
2位 ノースウエスト国立公園 57頭
←(26)  
3位  リンポポ国立公園    52頭←(34)
4位 クワズルナタル国立公園  37頭と←(24) 

*括弧内は、1か月前の4月17日現在のデータ。 


クワズルナタル国立公園の密猟数の
5月11日現在の内訳データをみると、
シロサイが32頭、クロサイが4頭
と圧倒的にシロサイの方がが多い。
これは南アフリカ全体のクロサイの生息数が、
シロサイの約1割という比率とほぼ一致した
結果となっている。

     ↓

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今夜は満月、
月明かりに照らされるサイが
密猟者に見つからないことを祈るのみ。


参照記事 : 
Poachers have killed 376 rhinos this year.(E)
  

by dearhino | 2014-05-15 18:31 | 南アフリカ | Comments(0)

ネパールのインドサイ密猟

ネパールで2年ぶりに

サイが密猟された。



参照記事 :

1.Poachers kill rare one-horned rhino.(E)

2. Hornless rhino found dead in Chitwan National Park.(E)


ネパールの首都カトマンズの南西70kmに位置する

チトワン国立公園で、角を奪われたインドサイの死体が

発見された。



公園当局者とネパール軍がカトマンズ・ポスト紙に

語ったところによると、殺されたのはオスのサイで、

頭を撃たれていたという。


チトワン国立公園では2012年に1頭のサイが

密猟で殺されて以来、被害はなかったので、

保護活動家らは事態を大変深刻にとらえている。


ちなみに2013年、密猟を企てたことによる

逮捕者は14名だった。



ネパールは約500頭のサイの生息地で、

その大部分がチトワン国立公園で暮らしている。


ネパールのインドサイは、1996年から2006年までの内戦の

激化に伴い保護活動が手薄になり、その結果、密猟が横行し、

2002年には612頭だったサイが、2005年には370頭に激減。

チトワン国立公園も約半数のサイを失った。


その後、ネパール軍による手厚い保護が功を奏し、

500頭を超えるところまで数を回復している。




以下、参照記事1.より原文一部引用 :

A rare one-horned rhinoceros was killed by poachers in Nepal, local media reported yesterday.

The poaching in the Chitwan National Park, about 120km southwest of Kathmandu, was the first since Nepal celebrated a second consecutive zero
poaching year.




2002年、チトワン国立公園から多摩動物園に
やって来たインドサイのビクラム♂

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by dearhino | 2014-05-13 15:29 | ネパール | Comments(0)