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2015年の南アフリカのサイの密猟数は少しだけ減ったけれど・・

南アフリカ環境省が発表した
2015年の国内のサイの密猟数は、
1175頭で、前年より40頭減少。
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南アフリカでの密猟が僅かでも前年より
減少したのは2008年以来のことで
喜ぶべきことではあるが、
残念なことに隣国のジンバブエと
特にナミビアでは密猟が急増しているため、
アフリカ全体として、密猟で殺されるサイの総数は
これまでで最多となった。

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Photo by Rhett Butler.


アフリカのサイの密猟数 :

2014年 1,299 頭
2015年 1,305 頭


ジンバブエのサイの密猟数 :

2014年 12 頭
2015年 50 頭 (あるいはそれ以上)


ナミビアのサイの密猟数 :

2014年 24 頭
2015年 80 頭

アフリカで4番目にサイが多いケニアは
2015年は密猟がかなり減少したという。

今月、ジュネーブで開かれたワシントン条約
常設委員会議では、密猟されたサイの角の
最大の密輸国であるベトナムや中国に対して、
罰則の強化や国内需要の減少へのアクションを
とることが特別事項として指示された。



参照記事 :
1.2015 was the worst on record for rhino poaching in Africa.
2.Rhino Poaching Numbers Fall in South Africa in 2015.

参照記事より原文一部引用 :
"South Africa, ground zero of rhino poaching in Africa, today reported a slight drop in the number of animals killed last year, but that decrease was more than offset by significant increases in neighboring countries."


by dearhino | 2016-01-28 19:41 | 南アフリカ | Comments(0)

南アフリカ・サイの猟などに関連する規制強化案

南アフリカの環境省が、サイの販売、ハンティング、情報管理などに
関する規制の強化案を公示した。

公示後、30日間のパブリックコメント期間を経て
適用される。

内容は以下のようだ。

------------------

1.
ひとりのハンターが狩りを許可されるサイは
年間1頭のみ。

2.
サイが死亡した場合、速やかに当局に報告。

3.

売却あるい移動させるサイには3個のマイクロチップ
角2本と背骨)を埋め込む。

4.
地方当局は、各地方のサイの死亡、移動に関する情報を
全国データベースに共有させること。

5.

サイ所有者は、自然死のサイから角を得た場合に
5日以内に政府当局に通知する。

6.
サイ角の所有者は角を安全に保管する義務がある。
------------------------

規制強化案からは現状の問題点が浮き彫りにされる。

角を狙った密猟により絶滅危機が高まり、
このまま密猟が増加し続けたら、10年後、20年後には
絶滅するとも言われるサイであっても、南アフリカを含む
アフリカの国々では、超高額なお金を払って狩猟の権利を
買えば、合法的に動物を狩ることができる。それが、
「トロフィー・ハンティング」と言われるもので、
その利益は観光収入の重要な部分にもなっている。
サイに限らず、ゾウ、ライオン、キリンなどが狩りの
対象になっている。

新しい規定案では、一人のハンターにつき
1年に1頭に制限するということは、それ以上頻繁に
サイを撃ちたい人間がいる可能性があるということ
だから驚く。

伝統的にトロフィー・ハンティングが盛んな欧米の
ハンターである可能性が高い。

自分が狩った動物をトロフィーとして持ち帰るという
ことから名付けられたトロフィー・ハンティング自体、
日本人には馴染めないもので、なぜ自国の深刻な絶滅危機動物を
収入のために殺させるのかと思うが、少なくともこの法律によって
1頭でも殺されるサイが減るならば、法律で頭数制限してくれるだけでも
前進と思わねば。

サイの死亡の情報を確実に迅速に国の当該機関に
伝達することが今回の規定強化案に盛り込まれていることでも
その点が必ずしも十分でない現状が推察される。

つまり、南ア政府発表のサイの密猟数の公式報告の
数字にも抜けているものがある可能性は高い。
密猟されても死体が発見されないサイもいる
ので、密猟実数は公表されたものよりも多いと
言われているが、南ア環境省はデータの収集をきっちり
行って正しい密猟実態を把握して、その上で
今後の密猟をくい止める方策を決定して欲しい。


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Photo(C):ESA ALEXANDER


サイの所有者協会のPelham Jones会長によれば、
サイのオーナー達は、すでに密猟防止と角の追跡のため、
マイクロチップの装着は実施しているという。

サイの所有者のひとりは、当該地方当局はこれだけのことを
するためのに充分な人手がないのでは、と語る。ちなみに
このオーナーは自分のサイにはチップを埋め込むことに加えて、
漢方薬に利用できないよう角に有害物質を注入している、という。


参照記事より一部引用 :

"The Department of Environmental Affairs has drafted regulations to strengthen control over the sale of live rhinos, trophy hunting and the stockpiling of rhino horn."



by dearhino | 2016-01-23 22:40 | 南アフリカ | Comments(0)

2015年の南アフリカのサイ密猟数は減った??

まだ、南アフリカの環境省からは、
2015年の南アフリカのサイの密猟総数の
発表がないけれど・・

参照記事 :
1.Lack of rhino kill information is negatively affecting anti-poaching efforts
2.Rhino Poaching Numbers Unclear New Year Begins
3.Afrique du Sud:un peu moins de rhinocéros tués en 2015.

サイ保護団体の”Stop Rhino Poaching” によれば
2015年の南アフリカのサイ密猟数は、約1160頭
である、という。

この数字が正しいとすれば、2014年の1215頭に比べ
約50頭少なく、2008年以降の毎年の増加が7年ぶりに
止まったことになる。


但し、昨年の南アフリカ環境省の公式発表では、
8月までの密猟総数は749頭で、前年の同時期の716頭よりも
多かったこと、孤児サイが増えていることから、
逆に2014年は前年よりに増加している、と
推測する保護活動家も少なくない。


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Photo(C):Anthony Marcusa


サイ保護活動をしているイギリスのハリー王子は
2015年に密猟で殺されてサイは1500頭、という
数字を上げているそうだ。


このままのペースで密猟が続けば、20年後には
絶滅すると言われているサイ。

実際、2015年の密猟数が少しでも減っているならば
こんなに嬉しいことはない。


2014年までは、南アフリカ環境省が毎月、
サイの密猟数を発表していたのに、2015年からは
4ヶ月に1度程度しか発表されない。このことが、
保護活動へのモチベーションを下げている、と
保護団体は批判している。



参照記事2.より原文一部引用 :
The website StopRhinoPoaching.com, claims a drop in poaching from 2014 to 2015, however modest. Founder Elise Daffue, citing unidentified sources, asserts the reported cases of rhino poaching fell to 1,160 last year from 1,215 the year prior, a drop of about 6 per cent. Since 2008, the numbers have steadily climbed year after year.


ブログ内関連投稿  :

「南アフリカ、今年8月までのサイの密猟数」
http://dearhino.exblog.jp/21655014/
2015.09.18

「発表されないサイの密猟数」
http://dearhino.exblog.jp/21562455/
2015.08.19








by dearhino | 2016-01-06 20:15 | 南アフリカ | Comments(0)