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インドネシアの保護区でスマトラサイの赤ちゃん誕生

5月12日、インドネシアの
スマトラ島のWay Kambas
国立公園内の保護区で
2頭目のスマトラサイの
赤ちゃん(♀)誕生!

地球に残るスマトラサイは
100頭以下なので、
スマトラサイの未来を担う
本当に大事な赤ちゃん!

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(C):Stephen Belcher


母親の Ratu は、出産前の数日は落ち着かない様子だったが、
分娩には僅か4分しかかからなかった。

赤ちゃんはとても元気で、1時間以内に立ち上がり、
2時間後には授乳が始まった。

生後2日目の様子。




この赤ちゃんは、野生由来の母親と、米国の
動物園生まれの父親とのあいだに生まれた第2子。


母親のRatu :
ラトゥ♀は、約10年前の小さい頃、付近の住民に大きなブタと
間違えられ殺されそうになっていたところを
国立公園のレンジャーに助けられ、サンクチュアリーで
暮らすようになった。推定14才。


父親のAndalas :
アンダラス♂は、2001年、アメリカのシンシナティ
動物園生まれで、2007年に繁殖のためにインドネシアの
この保護区に移動した。


ラトゥとアンダラスのあいだには
2012年、第1子のアンダトゥが誕生している。


ブログ内関連投稿記事 :
「保護区のスマトラサイが第2子妊娠」
(2015.09.30)


参照記事 :
1.希少スマトラサイの赤ちゃん誕生、インドネシア
2.It’s a Girl! Rare Sumatran Rhino Gives Birth At Indonesian Sanctuary
3.Indonésie: naissance d’un bébé rhinocéros de Sumatra


参照記事2より原文一部引用 :

“Ratu was restless for several days and took only about four minutes to deliver the calf in the last stage of labor. The calf stood within the first hour and began nursing within the first two hours,” said Arsan. “Once again, Ratu is showing us that she is a very good mother.”




by dearhino | 2016-05-20 09:17 | インドネシア | Comments(0)

ケニヤで過去最大量の象牙とサイ角を焼却処分

4月29日、ケニヤ政府は
ナイロビの国立公園で
105トンという過去最大量の象牙と
1.35トンのサイ角を焼却処分。

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(C):Reuters

その目的は、「象牙やサイ角はあくまでも
生きているゾウやサイのためのもの」であり、
人間が利用すべきものではないということを
示すこと。

ゾウは象牙のために年間3万頭、
サイは角のために年間1300頭、
密猟で殺され深刻な絶滅危機にある現在、
この状況を何としても止めようという
ケニヤのケニヤッタ大統領の断固たる
思いが実現させたことである。

今年の9月に南アフリカで開催される
ワシントン条約締結国会議でケニヤッタ大統領は、
象牙の売買の世界的な禁止を求める考えを
示している。

世界的な動きは象牙の売買禁止に向かっているが、
現在のところ、日本政府にそうした意向はない。
ゾウの絶滅を回避するために、日本での象牙売買の
継続を政府に見直してもらいたい。

そして、その前に私たちに出来ることがある。
それは1消費者として、まずは象牙のハンコを
買わないことだ。


この日の象牙焼却に立ち会ったフランスの
セゴレーヌ・ロワイヤル環境大臣は、
「今後フランスでも象牙取引を全面的に
禁止する」ことを表明している。

焼却処分の105トンの象牙は約八千頭分の
象牙の量に相当する。それらは3メートル以上に
積み上げられた合計10個のピラミッドとなり、
ケニヤのケニヤッタ大統領(写真・右)とガボンの
オンディンバ大統領(写真・左)によって火が点けられた。

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(C):Reuters


焼却された105トンの象牙と1.35トンの
サイ角は、押収された象牙とサイ角であるが、
今回これだけ大量に集められたのは、焼却処分の
ために象牙やサイ角を提供した人々に対しては
不法な所持であってもすべて免罪するという
ケニヤ政府のキャンペーンが功を奏したことが
大きい、という。

因みに、1970年代のケニヤには2万頭のサイが
生息していたが、現在は約千頭しかいない。


参照記事 :
1.Kenya :incineration d'ivoire
2.Destruction d'ivoires au Giant Club Summit au Kenya.
3.Giants Club elephant summit: Kenya calls for end to ivory trade.

参照記事1より原文一部引用 :
Le président du Kenya, Uhuru Kenyatta, et celui du Gabon, Ali Bongo Ondimba, ont inséré chacun une torche dans une des pyramides constituées de défenses d'éléphants et de rhinocéros empilées verticalement, sur plus de trois mètres de haut.



by dearhino | 2016-05-04 09:54 | ケニヤ | Comments(0)