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親愛なる犀たちへ

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タグ:よいニュース ( 17 ) タグの人気記事

よくやった!サイが密猟者を襲って撃退!!

めったにない
サイの密猟に関する
超愉快なニュース!

ナミビアのエトシャ国立公園でサイを探していた密猟者に
どこからともなく現れたサイが体当たりし足に重傷を負わせた。

友人が彼を助けかくまったが翌日には逮捕され、
現在は警官の監視下で入院治療中。

エトシャ国立公園では2016年6月から2017年7月までに
7頭のサイが密猟されている。

事件の風刺画 ↓ ”密猟者が密猟される!”。
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参照記事 :


密猟者を襲ったサイは、
まさに ヒーロー!!

これからもどんどん密猟者を襲って欲しい!


by dearhino | 2017-10-23 15:34 | アフリカ | Comments(0)

5/29 ハノイでサイ保護イベントを実施しました!

ハノイ・サイ保護イベント報告①

5月29日の日曜日、サイ角の最大の消費国と言われる
ベトナムで日本の団体が主催する初めての
サイ保護イベントが実施されました。

富裕層ベトナム人の一部が違法なサイ角を超高値で
買うために、アフリカでサイの密猟が急増し、サイに深刻な
絶滅危機が迫っていることを広くベトナム人に知らせることを
目的とし、ベトナム人のサイ角消費をなくすことで、ベトナムに
サイを救ってもらうための "Vietnam Saves Rhinos" と名付けた
キャンペーンの最初のイベントでした。

主催はNPO法人「アフリカゾウの涙」で、ベトナムに進出する
日本企業イオンのベトナム関係者の皆様のご理解とご協力に
よって、ハノイのイオンモールのスペースをご厚意で使わせて
頂けることになり、今回のイベントが実現しました。

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今回のイベント内容は、ハノイの日本人留学生と
現地の大学生たちとの協力で計画されました。
日曜日のショッピングモールを訪れる若い人たちに
まずは気軽に楽しく「サイの現状」を伝えることを
目指しています。

現在のベトナム人の平均年齢は28才というだけあって、
ハノイの町でもモールのなかでも年配の方を見かけることが
非常に少なく、日本との大きな違いに驚きました。

開店前の店内の様子です。
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美術専攻の学生が作ってくれた大きなサイのぬり絵と、
来場者の方々に書いてもらうメッセージを貼るボードも
スタンバイしています。
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イオンモールの開店は朝9時。
開店と同時に続々とお客さまが入ってきます。

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私たちのところにも子供連れのファミリーが立ち寄ってくれます。
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高い吹き抜けの上の方から見るとこんな様子です。
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子どもたちにぬり絵が大人気でした。
午前中には「完成」してしまい、もう1枚用意すれば
よかったと学生スタッフが残念がっていました。
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赤ちゃんもカラフルで大きな絵には興味がありそう。
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高いところは大人の担当。後ろ姿がちょっと楽しそう!
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少年たちが、アフリカのサイを紹介する写真を興味を持って
見てくれているようです。

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写真をめくったところにある説明文も
ちゃんと読んでくれました。

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ここは南アフリカの孤児サイの「リトルG」を紹介するコーナー。
赤ちゃんのときに目の前で角目当ての密猟者にお母さんを殺され、
保護施設で育てられるが、しばらくはトラウマで、夜も眠れなく
なってしまった実在のシロサイの子です。

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「リトルG」は、ぬいぐるみを作って
日本から連れて行きました。

この女の子はこの「リトルG」をとても気に入って
くれたみたいで、この後もときどき撫でに来て、
帰るときも名残り惜しそうにしてくれました。

言葉は通じないけれど、通じた気がします。
”ずっとサイを大事に思ってくれるよね!”

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私が日本人だとわかると、この若いご夫婦は勉強中の日本語で
頑張って話してくれました。そして、日本語で
「サイの角を買わない」と言ってくれました。


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学生が作ってくれたこのイベントのポスターの前で
ポーズをとる利発そうな男の子。こちらでは、私達の
スタッフTシャツと同じ赤いTシャツを着ている人が多いように
思いました。ベトナム国旗が赤地に黄色い星なので、
赤が好まれるのかもしれません。

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今回のイベントに協力してくれたベトナムの
野生動物保護団体から提供された子供向けの
サイについてのパンフレットを見る女の子。

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サイ保護に関する動画を子ども達に見てもらっているところ。
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たくさんの方々がサイ角の使用経験の有無などを尋ねる
アンケートに協力してくれました。

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アンケート回答中の可愛い赤ちゃんを連れたご夫婦。
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質問の数も多くて大変そうだったのに
子供もアンケートに協力してくれました。

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クロサイの大きな写真の前で「サイを守ろう」
というベトナム語と英語のメッセージを持って
立ってくれた爽やかな少女たち。

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今回のイベントに協力してくれたベトナムの
保護団体WildAct からの紹介で、テレビ局も
取材に来てくれました。

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展示パネルも撮影してくれています。
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ボランティアのベトナム人学生もインタビュー
されています。

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このイベントを通じて思ったことや伝えたいことを
カードに書いてもらいました。このメッセージボードには
ベトナムの皆さんのサイへの温かい思いが詰まっています。

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私達の "Vietnam Saves Rhinos" のロゴの左は、
ベトナムの野生動物保護団体 "Education For Nature-Vietnam"、
下は同じく "WildAct" のロゴ。

これらの団体から私達のイベントのために、グッズや
パンフレット、映像などを提供して頂きました。

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今回のイベントの実行委員になってくれた
ハノイ留学中の日本人学生 "3人娘” たち。↓

実行委員長は Aya さん(中央)、文字通り、
彼女の存在なくしてはハノイで今回このイベントを
実施することはできなかったでしょう。
大変な局面も冷静に粘り強く乗り切り、
すばらしいリーダーシップを発揮し、当日まで
本当によく頑張って、これだけ多くのベトナム人が
立ち寄ってくれた最高のサイ保護イベントを実現させて
くれました。


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副実行委員長の Maho さん(右)は準備段階から
当日までベトナム語専攻の強みを活かして
活躍してくれました。そして Yumi さん(左)は
穏やかな雰囲気で実行委員会をまとめて支えて
くれました。


そして、ベトナム人の学生さんたちも
準備段階から協力してくれました。
私(一番右)のとなりのTuyen さんと、Anh さんは
(一番左)は日本留学経験があり日本語が堪能なので、
ベトナム語の翻訳をお願いしました。

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Miwa さんには5月にハノイに引っ越されたばかりの
お忙しいなかイベントの宣伝と撮影を手伝って
いただきました。

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そして、当日のボランティアの学生さんたちは
来てくれたファミリーや同世代の若者たちを
とても親しみやすく迎えてくれて、おかげで
会場に楽しい雰囲気が溢れていました。

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今回のハノイでのサイ保護イベントはこのように
多くの皆さんに支えられて実現しました。

日本とベトナムの若者たちがタッグを組んで
素晴らしい結果を見せてくれました、

サイのために力を貸して下さった皆さんに
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうも有難うございました。


このイベントに立ち寄ってくれたベトナムの子ども達、
家族連れ、そして若者たちからは、サイ角を消費するより
サイを守るべきという考えを当たり前に共有してくれるような
印象を受けました。

ベトナムのどこに、サイ角をステータスのために
超高値で買いあさる富裕層のベトナム人がいるのかと
不思議な気さえしました。

でも、現実にはそういうベトナム人がまだいるからこそ、
サイ角が密輸され、アフリカでは1日平均3頭ものサイが
密猟で残酷に殺されているのですが。

このショッピングモールを訪れる若者や子ども達は
ベトナムではだいたい中流以上の暮らしのようですが、
どこかで違法サイ角に出会ってしまう機会があったら、
是非今日のことを思い出してほしいです。


最後に皆様にお願いです。ベトナムでのこうした活動を
今後も続けていくために、クラウドファンディングで
資金のご支援を募集しています。

こちらからクレジットカードでご支援いただけます。↓
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos


口座振込みでご支援して頂ける場合
https://moon-shot.org/projects/vietnam-rhinos
にアクセスして、リターン(お礼の品)についても
ご確認いただいた上、当ブログのコメント欄から
その旨をご連絡(非公開コメント可)頂けましたら
振り込み口座番号のお知らせをさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。


ブログ内関連投稿 :

ハノイ・サイ保護イベント報告②
"ハノイの笑顔がサイを救う希望"

”ベトナム人が書いてくれた130のメッセージ”



by dearhino | 2016-06-04 17:53 | ベトナム | Comments(0)

インドネシアの保護区でスマトラサイの赤ちゃん誕生

5月12日、インドネシアの
スマトラ島のWay Kambas
国立公園内の保護区で
2頭目のスマトラサイの
赤ちゃん(♀)誕生!

地球に残るスマトラサイは
100頭以下なので、
スマトラサイの未来を担う
本当に大事な赤ちゃん!

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(C):Stephen Belcher


母親の Ratu は、出産前の数日は落ち着かない様子だったが、
分娩には僅か4分しかかからなかった。

赤ちゃんはとても元気で、1時間以内に立ち上がり、
2時間後には授乳が始まった。

生後2日目の様子。




この赤ちゃんは、野生由来の母親と、米国の
動物園生まれの父親とのあいだに生まれた第2子。


母親のRatu :
ラトゥ♀は、約10年前の小さい頃、付近の住民に大きなブタと
間違えられ殺されそうになっていたところを
国立公園のレンジャーに助けられ、サンクチュアリーで
暮らすようになった。推定14才。


父親のAndalas :
アンダラス♂は、2001年、アメリカのシンシナティ
動物園生まれで、2007年に繁殖のためにインドネシアの
この保護区に移動した。


ラトゥとアンダラスのあいだには
2012年、第1子のアンダトゥが誕生している。


ブログ内関連投稿記事 :
「保護区のスマトラサイが第2子妊娠」
(2015.09.30)


参照記事 :
1.希少スマトラサイの赤ちゃん誕生、インドネシア
2.It’s a Girl! Rare Sumatran Rhino Gives Birth At Indonesian Sanctuary
3.Indonésie: naissance d’un bébé rhinocéros de Sumatra


参照記事2より原文一部引用 :

“Ratu was restless for several days and took only about four minutes to deliver the calf in the last stage of labor. The calf stood within the first hour and began nursing within the first two hours,” said Arsan. “Once again, Ratu is showing us that she is a very good mother.”




by dearhino | 2016-05-20 09:17 | インドネシア | Comments(0)

ボルネオ島の落とし穴で発見されたスマトラサイ

3月12日、ボルネオ島で、
落とし穴にはまった
スマトラサイが発見され、
保護された。

生きているうちに発見されて
本当によかった!

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(C):Ari Wibowo/WWF


ボルネオ島は、北半分がマレーシア領、
その一部がブルネイ領、南半分が
インドネシア領であるが、このスマトラサイが
発見されたのはインドネシア領東カリマンタン州の
西クタイ県の鉱山とプランテーションに近い場所に
設置された落とし穴だった。



ボルネオ島インドネシア領のスマトラサイは
絶滅したと考えられていたが、2013年に
カメラトラップでその姿が撮影され、
その後の周辺調査で、Kutai Baratにおいては
3グループ15頭が確認されている。

ブログ内関連投稿 :
「ボルネオ島のスマトラサイ」
http://dearhino.exblog.jp/20351279/
2014.11.04


落とし穴から救助した現地のWWFによると
今回のように直接スマトラサイと接触をもつのは40年来、
初めてのことであるという。

このスマトラサイは4-5才のメスで、そこから150kmほど
離れた安全な保護区に移送される予定。



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スマトラサイは、インドネシアのスマトラ島と
ボルネオ島のみにしか生息しておらず、
総数は100頭以下と考えられている。

ボルネオ島のマレーシア領では昨年、野生のスマトラサイの
絶滅が宣言されている。


参照記事 :
1.野生のスマトラサイ、40年ぶりに接触
2.Sumatran rhino sighted in Indonesian Borneo for first time in 40 years.
3.New hope for Sumatran Rhino in Borneo



参照記事3より原文一部引用
"The captured female rhino is being held in a temporary enclosure before being translocated by helicopter to a new home – a protected forest about 150 km from the capture site. The rhino's new home is envisioned as the second Sumatran Rhino Sanctuary in Indonesia."


by dearhino | 2016-03-31 20:05 | インドネシア | Comments(0)

サンクチュアリーで保護下のスマトラサイが第2子妊娠

地球に残っているサイ5種のなかで最も小さく、
体毛が生えた原始的な種とされるスマトラサイは、
スマトラ島とボルネオ島に約100頭、飼育下で
9頭しか生息していない。


インドネシアのWay Kambas 国立公園の
スマトラサイ保護区で飼育されているメスのラトゥが
第2子を妊娠していることが、9月22日「世界サイの日」
("World Rhno Day")に公表された。

1月に、第1子の父アンダラスと交尾し妊娠、
来年の5月頃に出産の予定。


参照記事 :
1.絶滅危惧種スマトラサイ、第2子を妊娠 インドネシア
2.We’re celebrating World Rhino Day with BIG NEWS
3.Indonésie: Une rhinocéros de Sumatra est enceinte



117日目の超音波診断の画像に赤ちゃんの顔がはっきり写っている。
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超音波診断の動画画像 → ココ

ラトゥ♀は、小さい頃、付近の住民に大きなブタと
間違えられ殺されそうになっていたところを
国立公園のレンジャーに助けられ、サンクチュアリーで
暮らすようになった。推定1999年生まれ。

アンダラス♂は、2001年、アメリカのシンシナティ
動物園生まれで、2007年に繁殖のためにインドネシアの
この保護区に移動した。

ラトゥとアンダラスのあいだには
2012年、第1子のアンダトゥが誕生している。


ラトゥと第1子のアンダトゥ ↓
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Photo(C):Indonesian Ministry Of Forestry Indonesian Ministry Of Forestry


関連投稿記事 :
「インドネシアでスマトラサイの赤ちゃん誕生」
http://dearhino.exblog.jp/16055754/
(2012.06.25)

アンダラスの弟のハラパンも近く、
シンシナティ動物園から、同じく繁殖のため
ここの保護区に移動予定。

関連投稿記事 :
「米のスマトラサイ、繁殖のためインドネシアへ」
http://sainomimy.exblog.jp/23634055/
(2015.09.04)


100頭くらいしか現存しないスマトラサイが、
1頭でも増えることは、大きな希望だ。
無事に誕生してくれることを切望する。


参照記事2.より原文一部引用 :
"Ratu — a rhino living at Indonesia’s Sumatran Rhino Sanctuary — is pregnant with her second calf! Our new recruit is a game changer — offering hope for the survival of critically endangered Sumatran rhinos."




by dearhino | 2015-09-30 00:59 | インドネシア | Comments(0)

ジャワサイの赤ちゃん3頭が生まれていた!

ジャワサイとは、インドネシアのジャワ島に生息する、
インドサイを少し小型にしたような角が1本のサイ。

現在は、ジャワ島のウジュン・クローン国立公園に
僅か60頭ほどが生息しているのみ。

そのジャワサイに、嬉しいニュースが!

ウジュン・クローン国立公園内に
設置されたトラップカメラで、
2頭のオスと1頭のメスの
赤ちゃんが撮影されていた。

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(C):参照記事2より


トラップカメラで撮影された動画はココ


今回の撮影時期は、今年4月から7月の期間。

カメラは、ユネスコ世界遺産に指定されている
原生林のなかにある5100ヘクタールの国立公園の
サンクチュアリーに最近設置された。

赤ちゃんは、それぞれ別の母親の子で、健康状態も
良好の様子。

ウジュン・クローン国立公園のジャワサイは、
2011年には35頭まで減少したが、嬉しいいことに
約60頭まで増加している。

それには、2014年に設立された人間の立ち入りを
禁止したサンクチュアリーの存在が大きいのだろう。

サンクチュアリーでは、電気柵を設置することにより、
密猟者だけでなく周辺住民とのトラブルも回避して
ジャワサイの安全を強化している。

このサンクチュアリーの設立の経緯に関しては
以下の投稿記事へ。
   ↓
「ジャワサイのサンクチュアリー」
http://dearhino.exblog.jp/19240275
(2013.12.28)


参照記事 :
1.Rare baby rhino filmed in Indonesian Park.
2.Trois bébés rhinocéros rares ont pu être filmés.


参照記事1より原文一部引用 :
"Officials said the calves - two males and a female - were filmed in Ujung Kulon park on the island of Java, between the months of April and July."



ジャワサイ :
体重900~2300kg
体高1.5m~1.7m
寿命30~40年
3年に1度くらい出産



by dearhino | 2015-09-28 23:03 | インドネシア | Comments(0)

南アフリカで非武装でサイを守る女性チーム

世界初! 女性だけのチームが
南アフリカのクルーガー国立公園内で
サイを密猟から守る任務を!
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Photo(C):Blackmambasapu


チーム名は、Black Mambas.
地元の26名の女性が参加。

クルーガー国立公園内の私営リザーブ(保護区)
Balure Nature Reserveの管理者の
クレイグ・スペンサー氏が、国立公園周辺の
コミュニティーとの新たな関係作りとして、
高校を卒業したばかりの仕事のない地元の女性達を
雇用し、パトロール任務のためのトレーニングをした。


女性チームは、武器を持たないが、
着実に成果を上げている。

このBalure Nature Reserve では、
10ヶ月前から1頭のサイも密猟されていない。

近くの他のリザーブでは同じ期間に
23頭ものサイが殺されているのに。

4万ヘクタールもあるBalure Nature Reserveを
守っているのは、この女性チームだけではなく、
武装した約30名のガードマンと情報チーム。

女性チームの主な仕事は、守衛の最前線であるリザーブの
境界線パトロール、密猟者のキャンプ探し、
密猟者が仕掛けた罠の除去などである。

彼女らは、この仕事に対して高い誇りを持ち
熱心に取り組んでいる。そして、それは同時に、
密猟の要因となる貧困や不平等に立ち向かう
姿勢にもなっている。

当初は、野外のテントで長期間、寝泊りすることを
少し怖がっていた女性もいたが、今では皆、
自然を謳歌している、という。



Photo(C):Blackmambasapu
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“I am a lady,
I am going to have a baby.
I want my baby to see a rhino,
that’s why I am protecting it”

「私たち女性は、これから子供を生む。
子供たちにはサイを見せたい、だから私たちはサイを守る。」

彼女らのこの言葉は、密猟者に殺され続けるサイたちの
未来への「一筋の希望の光」のように感じられる。

昨年、南アフリカでは1200頭以上のサイが密猟され、
平均7時間に1頭、殺された。


参照記事 :
1.Women carry fight against rhino poaching
2.This Kickass All-Female Unit Is Protecting Rhinos And Taking A Stand Against Poachers


参照記事1より原文一部引用 :
”A group of unarmed women might not be able to save South Africa’s rhinos from extinction, but they’re definitely making a difference in the fight to save the iconic animals.

The 26 women comprise the Black Mambas, the world’s first all-female anti-poaching unit, which patrols Balule Nature Reserve within vast Krugar NationalPark.!"


by dearhino | 2015-03-16 16:39 | アフリカ | Comments(0)

サイ密猟者に77年の禁固刑

南アフリカでサイの密猟者に
史上最長の禁固77年の判決!



a0280851_00225266.jpgPhoto(C):SABC












参照記事 :
1.South African rhino poacher is handed 77 year sentence in prison in one of heaviest ever penalties
2.Media Statement from NationalMedia Centre Corporate Communication South African Police Service
3.Rhino Poacher sentenced to 77 years
4.Un braconnier de rhinocéros condamné à 77 ans de prison


判決を受けた密猟者は、南アフリカ人
Mandla Chauke 39才。

2011年4月にクルーガー国立公園で3頭のサイを殺し、
レンジャーとの銃撃戦でレンジャーを撃ち殺した
共犯として逮捕されている。


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Mandla Chauke 、Photo(C):lowvelder.co.za
Mandla Chaukeは無職で、妻と5人の子供がいる。



今年7月22日、クルーガー国立公園近くの
Nelspruit Magistrate 裁判所は
Mandla Chauke に禁固77年の判決を下した。

これは、増加し続けるサイの角目当ての密猟に
歯止めをきかせることを目的とした厳罰と
見られる。

禁固77年の内訳は、レンジャー殺害で15年、
サイを3頭殺害で30年(1頭あたり10年)、
サイの角の窃盗で8年、武器の不法所持で15年、
弾薬の不法所持で7年、国立公園の不法侵入で2年
というものである。

禁固77年は、密猟に対する刑として
今までで最も重い。

南アフリカの国立公園のスポークスマンは、
「この重い判決は、密猟を根絶させよう、という
司法からの強いメッセージ」として、
密猟防止への効果を期待している。

密猟は、野生動物の問題であるだけではなく、
サファリ観光に大きく依存している南アフリカ経済への
大きな損失であるが、クルーガー国立公園では、
今年すでに351頭のサイが密猟によって殺されている。



参照記事1より原文一部引用 :
A rhino poacher in South Africa has been sentenced to 77 years in prison in one of the heaviest penalties aimed at stopping poachers who target rhinos for their horns.


by dearhino | 2014-07-25 01:24 | 南アフリカ | Comments(0)

新たなメスのスマトラサイを捕獲

飼育下スマトラサイ Tam の
繁殖相手として白羽の矢が立つ
野生スマトラサイのメスの
捕獲に成功 !



参照記事 :
1.Rhino captured in Danum
2.Consevationists catch wils Sumatran rhino,

マレーシア、ボルネオ島のサバ州、Danum Valleyで
野生のメスのスマトラサイが捕獲された。

このサイは以前からカメラトラップで撮影されていた
若いメスで、同じく、サバ州のTabin 国立公園内の
野生動物保護区のサイ・サンクチュアリーで飼育下にある
オスのスマトラサイ Tamの繁殖相手に最適、ということから
捜索が続けられていた
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↑ Tam. Photo(C): Jeremy Hance.

そして、ついに3月10日、Danum Valleyの保護エリアで
このサイが通行することが予想された場所に仕掛けられた
落とし穴に落ちたところを捕獲された。

捕獲されたサイは攻撃的だが、傷もなく健康状態もよい、という。

今後、Tam との繁殖が成功することが期待されるが、
これまで、Tam と、以前にやはり繁殖のために捕獲された
Putang との繁殖は、最新の専門知識や技術を駆使しても
成功していない。

そのため、米シンシナティ動物園にTam を移送して、そこに飼育
されているメスとの繁殖を試みる計画が進行中であったが、
今回の捕獲の成功でそれは保留となる。

スマトラ島とボルネオ島、そしてマレー半島に生息する
スマトラサイだが、目下の最大の問題点は、森林破壊により
彼らの生息地が分断され、繁殖に繋がる出会いの機会が少ない、
ということだ。

むしろ、58頭しかいないジャワサイの方が、インドネシアの
ウジュンクロン国立公園だけに集中しているので、繁殖の機会に
恵まれている。、



以下、参考文献1.より原文一部引用 :
”A female Sumatran rhino was captured deep inside Danum Valley, Monday, raising a desperate last hope that experts may be able to use it to get some baby rhinos sired in captive breeding to avert a local extinction of the species in Sabah. ”



ブログ内関連投稿記事 :
「米シンシナティ動物園にマレーシアからスマトラサイ!」
http://sainomimy.exblog.jp/21718117/
(2014.03.02)
by dearhino | 2014-03-16 00:16 | マレーシア | Comments(0)

ジャワサイは少しだけ増えて58頭に!

ジャワサイの唯一の生息地、
インドネシアのウジュン・クロン国立公園の
ジャワサイ生息数の2013年の調査結果が、
その前年の調査結果より、7頭増加して、
58頭と判明。


2012年に撮影されたジャワサイの親子
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Photo(C):AFP


参照記事 :
1.Increase in Javan Rhino population (E)
2.Ujung Kulon National Park Says it Gained Seven Javan Rhinos(E)

 

現在ウジュン・クロン国立公園内には58頭生息するとされる
ジャワサイの、内訳は以下の通り。

成獣  50 (♂ 30 ♀ 20 )

幼獣   8    ( ♂ 5   ♀ 3 )

 

 

 国立公園内には、120台のビデオカメラが設置され、
2013年3月から10月までの10ヶ月のあいだに撮影された
1万6000クリップのうち、ジャワサイが写っていたのが1660、
その中で個体識別に役立つものは1338.

個体識別のポイントは、
「角の大きさと形状、目の周りの皴、首の周りのひだ、
耳の位置と形状、傷跡や怪我、そして皮膚の色」である。

なかでも特に重要なのは目の周りの皴で、
これはヒトの指紋と同様にまったく同じものはない。

ジャワサイの角は1本、他の種類のサイと同様に
オスの角のほうがメスの角より大きいが、
特にウジュン・クロン国立公園のメスは、角がない、
あるいは、小さなこぶ程度のものが多い。

普通、ジャワサイのオスの角は長さは20cmくらいまでだが、
今までに記録された最長のものは27cm、これはロンドンの
大英博物館に保管されている。


以下、参照記事1より原文一部引用 :
"We are delighted to hear news reports from Indonesia that the Javan rhino population in the Ujung Kulon National Park (UKNP) has increased by seven rhinos during the past year."


ウジュン・クロン国立公園内の4000ヘクタールのジャワサイ保護区域
では、現在周りを囲むフェンスと保護チームの基地となる建物を
建設中。その写真は
ココ(The International Rhino Foundation Blog)。

今、地球上に23頭しかいない雌のジャワサイの今後の出産数に
「ジャワサイ」の生き残りがかかっている。


ブログ内関連投稿記事:
「ジャワサイのサンクチュアリー」
http://dearhino.exblog.jp/19240275/
(2013.02.28)


by dearhino | 2014-03-07 00:25 | インドネシア | Comments(2)