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ケニヤ保護区、1晩にクロサイが4頭も密猟された!

Rhino News Clip

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a0280851_00294365.jpg今日は、
上野マロが
ケニヤの
ニュースを
お伝えします。





7月9日夜、ケニヤの Ol Jogi 野生動物保護区で
クロサイ4名が殺害されました。うち1名は
治療を施されましたが、その甲斐なく死亡しました。
1晩に4名とはこれまでにない大量殺害でした。

容疑者2人は、逮捕され取り調べ中ですが
角を持ち去った犯人は逃走中。

今年になって、この私設保護区で密猟の犠牲となり
殺害されたサイは合計9名です。

事態を重く見たライキピア郡では緊急会議を開き、
調査のための特別チームを編成しました。

16日に発表された情報によると、
保護区スタッフが密猟者と共謀しているか
どうかが、捜査の焦点になっている
とのことです。


ケニヤに住んでいるサイは約1000名、
うち6割がクロサイ、4割がシロサイです。

そして、昨年1年間に殺害されたサイは59名、
今年もすでに約20名が、人間に襲撃され、
角を奪われ死亡しました。

今回の事件現場のある ライキピア 郡は、
ケニヤのクロサイの約半分が住んでいます。
武器をもたないみなさん、周囲への注意を
怠らず、できるだけ身を隠してください。
幸運を祈ります。


次は

”がんばれ、孤児サイ”  のコーナーです

今日、ご紹介するのは、南アフリカのリンポポ州にある
サイの孤児院 "The Rhino Orphanage" にいる
クロサイの女の子のトンビー (Ntombi) ちゃんです。

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Photo(C):The Rhino Orphanage



トンビーちゃんも赤ちゃんのとき
お母さんを密猟者に殺されました。

トンビーちゃんの場合、お母さんが密猟者に
角が生えている部分を切り裂かれている間、
お母さんのそばを離れようとしませんでした。

密猟者はトンビーちゃんを追い払うため
彼女の顔を斧で殴りました。傷跡から
少なくとも18回は殴られたことがわかる
そうです。写真はまだ傷が痛々しい頃の
トンビーちゃんです。

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Photo(C):The Rhino Orphanage

私にもミミカという5才になる娘がいますが、
サイの母親はとても優しくて、サイの赤ん坊は
いつでも母親のそばにいて甘えているんです。
それが2才過ぎくらいまでずっと続きます。

どんなに痛い目に合わされても
お母さんから離れたくなかったトンビーちゃんの
気持ちを思うと、私も涙が出そうです。


不幸な事件から約1年半
トンビーちゃんは孤児院で人間に
愛情をもって育てられ、たくましく成長しています。
大きくなって、また密猟者の犠牲にならないことを
祈らずにはいられません。


すっかり元気になって、元気に走りまわっている
トンビーちゃんの
映像 を見ると

「えらいぞ、トンビー!
 がんばれ ! 」

と思わず声をかけたくなります。


以上、上野マロがお伝えしました。


上野マロ :
上野zoo, クロサイ♂ 14才

ミミカ :
クロサイ♀ 5才
和歌山アドベンチャー・ワールド
 


参照記事 :
1.Four rhinos killed in Kenya's worst poaching attack in years
2.MP Calls For Investigation To Establish Why Rhinos Die In Conservancies
3.Poachers Hacks Baby Rhino 18 Times.
4.Baby rhino hacked with panga.
  


ブログ内関連投稿記事
「罰則強化直後にまたナイロビで密猟」
http://dearhino.exblog.jp/19393163/
(2014.01.28)

by dearhino | 2014-07-17 09:53 | ケニヤ | Comments(0)

クロサイと暮らした 子供たち


1962年、
絵本の一場面のような
こどもたちとサイの
光景。


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参照記事 :
1.Mike Condy remembers riding a black rhino around his back garden in Rhodesia, 1962(E)
2.The extraordinary story of Rupert the rhino
3.The extraordinary story of Rupert the rhino (ルパートと子供たちの写真6枚)



子供たちの父親は、ローデシア
(現在の国名はジンバブエ)で実施された
”ノアの方舟作戦 Operation Noah"という名で
有名だった大規模な野生動物保護プロジェクトを
指揮する獣医。

”ノアの方舟作戦”の目的は、ザンベジ川を堰き止めて
世界最大の人口湖カリバ湖建設する際、野生動物を
安全な場所に移動させることだった。

この写真で一番大きな子、当時8才だった
マイク・コンディ氏は以下のように
当時のことを回想している。


1962年5月、移動の準備のためクロサイに
麻酔用の矢が撃たれたが、不運にも麻酔が効くのと
同時にそのクロサイが水に落ちてしまい、
レンジャーらはクロサイを引き上げることが
できなかった。

そして、そのクロサイには小さな子どもがいたことが
わかり、獣医である父が面倒を見るために我が家に
連れて帰った。

生後6週間にもならない小さなサイで、
私達は「ルパート」と名付けた。

父はガレージに草でルパートのための寝床を作った。
最初ルパートは神経質になっていたが、すぐに慣れて
自由に家の中と外を行き来し、すっかり家族の一員だった。

ルパートはいつでも、ぼくたち子供を背中に乗せてくれて
一緒に遊んだ。

1日4回、4リットルくらいのミルクをバケツから
ストローで飲み、来たばかりの頃は70kgだった体重が
半年後には250kgにもなるという信じられないくらいの
スピードで成長。

ミルクは父が調合したもので、サイの母乳の成分を
分析した結果、高タンパクであるが、脂肪分は少ない
ことを知り、その組成に合わせていた。

ルパートは、バナナとライチが大好きで、
私たちが草木の生えたところに連れて行っても
それを食べることはなかった。


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ルパートとずっと一緒にいられないことは
私たち子供にもわかっていた。

我が家で6ヶ月暮らした後、ルパートは
Matobo Game Reseve に引越し、
ライオンからは守られた自然のなか、
ひとりで暮らすことになった。

母は、小さな息子を寄宿学校に送り込むような心境で、
別れを悲しみ泣いた。

それから2年後、私たちはルパートに会いに行った。
彼の大きさには圧倒されたが、母が「ルパート」と
呼ぶと、その姿にはおよそ似つかわしくない
甘えるような可愛いらしい声を発した。彼は私たち
家族を覚えていてくれた、と確信した。

しかし、悲しいことにそれからまもなく、
ルパートが潅木の繁みで死んでいるのが
発見された。

ずっと後になってから、私は、ケニヤの
レワ野生動物保護公園を訪れる機会があったが、
そこで、サイというのは、3才くらいまでは
まだ子どもと認識されていることを知った。

だから、当時の私たちはルパートを独り立ちさせるのが
早過ぎたのかもしれないと思った。

でも、私たちはルパートにたくさんの愛情を注ぎ、
彼も私たちと幸せな時間と過ごしたと信じている。

Photo :Courtesy Mike Condy

参照記事1より原文一部引用 :
Dad brought Rupert up to the garage and made him a nest out of hay bales and used infrared lamps. It became his little haven; we had to coax him out – he was very nervous at first. Then quickly he became part of the family. I think he thought he was just another Condy kid – he would go in and out of the house as he pleased.

















by dearhino | 2014-07-09 11:22 | アフリカ | Comments(1)

クロサイ狩猟許可証オークションの落札者

落札者の
コーリー・ノールトン
Corey・Knowlton 氏。
     


一生に一度かもしれない
サイのハンティングのためなら
35万ドルくらい払う, という
超リッチなアメリカ人ハンター。


 
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(写真は、facebook より)





1月11日にナミビアのクロサイ1頭を撃つ権利の
オークションで、権利証を35万ドルで落札したアメリカの
ハンターについての情報が、アメリカの絶滅危惧動物保護NPO
"One more generation" によって、Facebookにアップ
されている。


https://www.facebook.com/1moregeneration/posts/723146441042535



その情報によると、落札者は、"Hunting Consortium" という
ハンティング・ツーリズムの会社に勤めている。

勤務先のホームページ 
 http://www.huntingconsortium.com/index.htm


会社のホームページには彼のプロフィールも掲載。
http://www.huntingconsortium.com/theteam.htm


プロフィールによると、Corey・Knowlton 氏は 

”準ハンティング・コンサルタント。
10年以上、ハンティング・ツーリズム業界で働き、
国際的なハンティング経験が豊富。TV番組の仕事にも関わり、
この業界ではよく知られたスター的存在。
6大陸で120種以上の動物をハンティングしている。
ハンティング・エリアの開拓、新しいハンティング・
プログラムの開発をする傍ら、顧客のハンティングの
ガイドも務める。” 



彼の Facebook のページ :
https://www.facebook.com/pages/Corey-Knowlton/123992287648317



”サイを殺さないで”という多くのコメントに対する
Knowlton 氏の返答コメント :

”Thank you all for your comments about conservation and the current situation regarding the Black Rhino. I am considering all sides and concerns involved in this unique situation. Please don't rush to judgment with emotionally driven criticism towards individuals on either sides of this issue. I deeply care about all of the inhabitants of this planet and I am looking forward to more educated discussion regarding the ongoing conservation effort for the Black Rhino”
(Facebook の氏のページより転載)

(「クロサイの保護および現状に関する皆さんのコメントを有難うございます。この状況について私はあらゆる面から問題を検討しています。この件についていずれの側にあっても、個人に対して感情的な判断をすることを急がないでください。私は地球上に生息するすべての生物について深く考える者です。そして、クロサイの継続的な保護についてより知的な議論を期待しています」)



ブログ内関連投稿 :
http://dearhino.exblog.jp/19336045/
「ナミビアのサイ撃ち許可証、35万ドルで落札」
(2014.01.13)
by dearhino | 2014-01-14 18:18 | アメリカ | Comments(0)

ナミビアにサンタがやってきた !

ナミビアの国立公園で
クリスマスに
一番うれしいプレゼント!

シロサイの赤ちゃん誕生!


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参照記事 :
1.Xmas calf increases white rhinos to 11 (E)
2.Zambia’s Rhino population on high(E)

ザンビア東部の North Luangwa 国立公園で
クリスマスにシロサイが誕生した。

これでザンビアのサイは、クロサイは29頭、シロサイ11頭の
計40頭となった。

ザンビアのクロサイであるが、一度絶滅した後、
2001年、ザンビア野生動物局(ZAWA) が、
独フランクフルト動物園協会の協力で、
「クロサイ再導入プロジェクト」を立ち上げ、
南アフリカから North Luangwa 国立公園に
クロサイを導入している。

記事によると、導入されたクロサイは合計25頭、
うち数頭は自然要因や不適応で失ったが、2001年の
プロジェクト開始以来、14頭の子が誕生した、という。


参照記事1より原文一部引用 :
“From the total of 25 black rhinos received, with some loses along the way from natural causes and adaptation challenges, there have been 14 births since the project started in 2001。



ドイツはこのプロジェクトのために 50万ユーロを
提供、さらに大使館を通じて関連団体に継続的な
財政支援をしている。

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by dearhino | 2013-12-29 17:10 | ザンビア | Comments(0)