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カジランガ国立公園のインドサイが少し増えた!

インドサイの約4分の3が生息する
インドのカジランガ国立公園で
インドサイの生息数が増加!

最新の森林省の発表によると、世界遺産であるインド・アッサム州の
カジランガ国立公園でのインドサイの生息数は2401頭。

成獣 adult      1651
成獣前 sub adult   294
こども juvenile    251
赤ちゃん calf     205

この2年間で、71頭の増加が見られた。

この調査には、多数の野生動物関連NGOが参加し、
公園全体を81の区域に分け、訓練されたゾウを伴って
生息数が数えられた。

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写真は参照記事1.より



但し、密猟は増加傾向にあるので、喜んではいられない。

驚くべきことに、2009年以来、密猟による逮捕者は
243名にも上るが、いずれも裁判所で係争中で、
州はまだ1件の有罪判決も出していない。



参照記事 :

1.Cheer! Despite poaching rhino population in Kazirannga up.
2.Assam:Rhino numbers rise, but rampant poaching continues.


参照記事2より、原文一部引用。
"According to the latest census data released on Saturday, by the state forest department, the number of rhino stands at 2,401. This is indicative of the fact that there has been a rise in rhino population by 71 rhinos in the last two years in the park."


ブログ内関連投稿 :
「アッサム地方のインドサイの密猟」
http://dearhino.exblog.jp/20651880/
(2015.01.05)



by dearhino | 2015-04-06 00:16 | インド | Comments(0)

クロサイの赤ちゃんの小さな角まで奪う密猟者

2頭の幼な子を連れた
ジンバブエのクロサイの
母の悲劇。

クロサイが生息する主な国は、ナミビア、南アフリカ、
ケニヤ(タンザニアの北に隣接)、ジンバブエ、
タンザニア。

モザンビークは、シロサイ、クロサイ共に
密猟により絶滅させている。


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ジンバブエには、約400頭のクロサイが生息する。

ジンバブエのサイの多くは、南部の Kyle Recreational Park
および、Bulawayo 近くの Matobo 国立公園の厳重な保護地帯で
24時間体制で守られている。

しかし、昨年、野生動物保護公園の Save Valley
Conservancy で、5頭のクロサイが密猟され、
うち2頭は、
約3才と約9ヶ月の幼い兄弟だった

兄弟の母はダイアナと呼ばれていたメスのサイ。

密猟された時の状況は、
「自分の子が撃たれて、母のダイアナがもう1頭の子と共に
走り寄り、そこを密猟者がさらに撃った。」と
想像される。

密猟者は、生後9か月の赤ん坊のサイの
40グラムくらいしかないような
小さな角まで奪い去っている。

子サイの兄弟は死亡し、当初は母サイは快復したかに見えたが、
銃弾が原因の足の骨髄の感染症で7か月後に死亡した。

ジンバブエ全体で見れば、2010年のサイの密猟数は52、
2013年は16で、密猟は減少している。

しかし、生え始めたばかりの僅か40グラムの角の
ために幼いサイまで殺されるのは、100グラムあたり、
日本円で約60万円とされる、ゴールドより高い、
サイ角のブラックマーケットの末端価格のせいだ。


参照記事 :
1.Poachers targeting rhino calves in Zimbabwe.
2.Poachets targting rhino calves.


参照記事2.より原文一部引用。

”TWO rhino calves were among the five black rhino killed by poachers in the south of the wildlife conservation region Save Valley Conservancy last year, Bryce Clemence of Anti-Poaching and Tracking Specialists (ATS) told Sapa.The two calves were siblings. One was around nine months old, the other about three years old, Clemence said.”






by dearhino | 2015-03-05 00:23 | アフリカ | Comments(0)

新年早々、3頭も続けて密猟されたインドの国立公園

カジランガ国立公園で
元旦から11日までに
3頭もインドサイが密猟された。


紅茶の産地として有名はインドのアッサム地方の
カジランガ国立公園では、4日に今年初めて
インドサイが密猟されたが、その後11日までに
さらに2頭のサイが殺され角を持ち去られている。

カジランガ国立公園には、全体の約70%にあたる二千頭余の
インドサイが生息している。

2014年にカジランガ国立公園で密猟されたインドサイは
約30頭だが、新年早々、11日間に3頭も密猟されたと
なると、今後の密猟増加の加速が心配される。

これまでインドサイに対する密猟の脅威は、
アフリカのサイに比べれば低かったが、
少しづつ増加している。


インドサイの生息地のインドやネパールは
アフリカよりもはるかに、中国やベトナムなど
サイ角の消費国に近いため、角の密輸に関わる
犯罪者には有利かもしれない。

しかし、アフリカのサイより密猟者にとって不利な点は、
インドサイには角が1本しかないこと。

1頭殺して2本の角を奪えるクロサイやシロサイよりは
密猟の甲斐がない、と思ってくれるとよいのだが、
角1本でも十分に高値で闇取引できるのだから、
そんな期待はできないか?


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名古屋の東山動物園には「ニルギリ」という名前の
インドサイ(♀24才、スイスのバーゼル動物園生まれ)が
いるが、紅茶の産地のニルギリが名前の由来なのだろう。



参照記事 :
1.Another rhino killed in Assam.
2.Third rhino killed in Kaziranga in 11days.

参照記事2.より原文一部引用 :
The New Year started on a bad note as poachers continued to kill rhinos despite the government's "zero tolerance" stance on poaching in the state.



ブログ内関連記事
「アッサム地方のインドサイの密猟」
http://dearhino.exblog.jp/20651880/
(2014.01.05)



by dearhino | 2015-01-12 23:37 | インド | Comments(0)

アッサム地方のインドサイの密猟

野生のインドサイ約3200頭のうちの約70%が暮らす
カジランガ国立公園は、紅茶の産地として有名な
インドのアッサム地方にある。

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1月4日、アッサムで今年最初に密猟の犠牲となった
インドサイの死体が発見された。

夜中の3時半頃、銃声が聞こえて監視員が駆けつけたところ。
すでに角がえぐり取られたサイの死体が残るのみで
密猟者の姿はなかった、という。


2014年にアッサム地方で密猟により殺されたサイは31頭、
その殆どがカジランガ国立公園のインドサイだった。

その前年の2013年はアッサム地方の密猟数が過去最多で、
年間41頭、内訳は以下の通り。

カジランガ国立公園    27
マナス国立公園       5
オラン国立公園       3
パビトラ野生生物保護区  2
その他          4



2014年の大晦日には、オラン国立公園で密猟があった。
オラン国立公園の監視員が密猟者にサイの居場所の
情報を流し、さらに密猟者援護のため同僚の監視員を
殺害している。


2001年から2014年までのアッサム地方での
サイの密猟数は、トータルで193頭。
ここ3年間で109頭ということから、
近年、密猟が急増していることがわかる。



参照記事 :
1.New year in Kaziranga begins with rhino poaching
2.Forest guard held for killing colleague, rhino
3.Poachers kill this year's first rhino in Assam


参照記事1より原文記事一部引用 :

”For the officials and staff of the Kaziranga National Park, the new year began on a sad note as poachers after succeeding in killing a rhino on Sunday, managed to escape unchallenged after sawing off its horn.”


by dearhino | 2015-01-05 18:50 | インド | Comments(2)

サイの蹄も高値で闇取引

とどまることを知らない
サイの密猟ビジネスの
悪辣さ。


参照記事 :
Trade now runs to tendons, ears and calves’ toenails


南アフリカの野生生物・環境協会(Wessa)の
管理マネージャーのモーガン・グリフィス氏によると
サイの密猟に関して、以下のような新たな傾向がある、
という。


最近、密猟されたサイの死体の足が
切り落とされていることが
ある。


その理由は、ブラックマーケットで、
サイの角に加えてサイの蹄や、骨髄などが
売買されるようになったことである。


特に前足が好まれ、その蹄や骨が、

切り取られて売られる。


また、体液を抜くために膝を切り落としたり、

足の腱を奪うこともある。


角がまだ生えないサイの子どもまで

蹄を奪うためだけに殺される。

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生後4ヶ月のインドサイ、チャンプ♂(金沢動物園)
2014.06.08 撮影



この背景は、と言うと、 

密猟犯罪組織による、
密猟の副産物である新たなサイの部位の需要開拓
   ↓
   ↓
高値で違法取引されるサイ製品の多様化
   ↓
   ↓
密売ビジネスの拡大
   ↓
   ↓
密猟対象としてのサイの価値の更なる高まり


このことは、当然のことながら一層、密猟に
拍車をかけることになる。   



絶滅危機に追い討ちをかける
忌忌しき事態とか言いようがない。
 

どこまでサイを苦しめるのか ! 



参照記事より原文一部引用 :

”IT is not just about the horn. These days the black market spoils for rhinos include bone marrow and bodily fluids.

Even rhino calves are in danger and being killed just for their toenails.

This is caused by poaching syndicates expanding their business by creating a demand for animal byproducts.”





by dearhino | 2014-12-04 09:57 | 南アフリカ | Comments(0)

サイ密猟者に77年の禁固刑

南アフリカでサイの密猟者に
史上最長の禁固77年の判決!



a0280851_00225266.jpgPhoto(C):SABC












参照記事 :
1.South African rhino poacher is handed 77 year sentence in prison in one of heaviest ever penalties
2.Media Statement from NationalMedia Centre Corporate Communication South African Police Service
3.Rhino Poacher sentenced to 77 years
4.Un braconnier de rhinocéros condamné à 77 ans de prison


判決を受けた密猟者は、南アフリカ人
Mandla Chauke 39才。

2011年4月にクルーガー国立公園で3頭のサイを殺し、
レンジャーとの銃撃戦でレンジャーを撃ち殺した
共犯として逮捕されている。


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Mandla Chauke 、Photo(C):lowvelder.co.za
Mandla Chaukeは無職で、妻と5人の子供がいる。



今年7月22日、クルーガー国立公園近くの
Nelspruit Magistrate 裁判所は
Mandla Chauke に禁固77年の判決を下した。

これは、増加し続けるサイの角目当ての密猟に
歯止めをきかせることを目的とした厳罰と
見られる。

禁固77年の内訳は、レンジャー殺害で15年、
サイを3頭殺害で30年(1頭あたり10年)、
サイの角の窃盗で8年、武器の不法所持で15年、
弾薬の不法所持で7年、国立公園の不法侵入で2年
というものである。

禁固77年は、密猟に対する刑として
今までで最も重い。

南アフリカの国立公園のスポークスマンは、
「この重い判決は、密猟を根絶させよう、という
司法からの強いメッセージ」として、
密猟防止への効果を期待している。

密猟は、野生動物の問題であるだけではなく、
サファリ観光に大きく依存している南アフリカ経済への
大きな損失であるが、クルーガー国立公園では、
今年すでに351頭のサイが密猟によって殺されている。



参照記事1より原文一部引用 :
A rhino poacher in South Africa has been sentenced to 77 years in prison in one of the heaviest penalties aimed at stopping poachers who target rhinos for their horns.


by dearhino | 2014-07-25 01:24 | 南アフリカ | Comments(0)

ケニヤ保護区、1晩にクロサイが4頭も密猟された!

Rhino News Clip

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a0280851_00294365.jpg今日は、
上野マロが
ケニヤの
ニュースを
お伝えします。





7月9日夜、ケニヤの Ol Jogi 野生動物保護区で
クロサイ4名が殺害されました。うち1名は
治療を施されましたが、その甲斐なく死亡しました。
1晩に4名とはこれまでにない大量殺害でした。

容疑者2人は、逮捕され取り調べ中ですが
角を持ち去った犯人は逃走中。

今年になって、この私設保護区で密猟の犠牲となり
殺害されたサイは合計9名です。

事態を重く見たライキピア郡では緊急会議を開き、
調査のための特別チームを編成しました。

16日に発表された情報によると、
保護区スタッフが密猟者と共謀しているか
どうかが、捜査の焦点になっている
とのことです。


ケニヤに住んでいるサイは約1000名、
うち6割がクロサイ、4割がシロサイです。

そして、昨年1年間に殺害されたサイは59名、
今年もすでに約20名が、人間に襲撃され、
角を奪われ死亡しました。

今回の事件現場のある ライキピア 郡は、
ケニヤのクロサイの約半分が住んでいます。
武器をもたないみなさん、周囲への注意を
怠らず、できるだけ身を隠してください。
幸運を祈ります。


次は

”がんばれ、孤児サイ”  のコーナーです

今日、ご紹介するのは、南アフリカのリンポポ州にある
サイの孤児院 "The Rhino Orphanage" にいる
クロサイの女の子のトンビー (Ntombi) ちゃんです。

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Photo(C):The Rhino Orphanage



トンビーちゃんも赤ちゃんのとき
お母さんを密猟者に殺されました。

トンビーちゃんの場合、お母さんが密猟者に
角が生えている部分を切り裂かれている間、
お母さんのそばを離れようとしませんでした。

密猟者はトンビーちゃんを追い払うため
彼女の顔を斧で殴りました。傷跡から
少なくとも18回は殴られたことがわかる
そうです。写真はまだ傷が痛々しい頃の
トンビーちゃんです。

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Photo(C):The Rhino Orphanage

私にもミミカという5才になる娘がいますが、
サイの母親はとても優しくて、サイの赤ん坊は
いつでも母親のそばにいて甘えているんです。
それが2才過ぎくらいまでずっと続きます。

どんなに痛い目に合わされても
お母さんから離れたくなかったトンビーちゃんの
気持ちを思うと、私も涙が出そうです。


不幸な事件から約1年半
トンビーちゃんは孤児院で人間に
愛情をもって育てられ、たくましく成長しています。
大きくなって、また密猟者の犠牲にならないことを
祈らずにはいられません。


すっかり元気になって、元気に走りまわっている
トンビーちゃんの
映像 を見ると

「えらいぞ、トンビー!
 がんばれ ! 」

と思わず声をかけたくなります。


以上、上野マロがお伝えしました。


上野マロ :
上野zoo, クロサイ♂ 14才

ミミカ :
クロサイ♀ 5才
和歌山アドベンチャー・ワールド
 


参照記事 :
1.Four rhinos killed in Kenya's worst poaching attack in years
2.MP Calls For Investigation To Establish Why Rhinos Die In Conservancies
3.Poachers Hacks Baby Rhino 18 Times.
4.Baby rhino hacked with panga.
  


ブログ内関連投稿記事
「罰則強化直後にまたナイロビで密猟」
http://dearhino.exblog.jp/19393163/
(2014.01.28)

by dearhino | 2014-07-17 09:53 | ケニヤ | Comments(0)

サイの密猟者に悪用される位置情報


密猟者は、
サファリの観光客が
インターネットにアップする
動物の写真の位置情報から、
狙う動物の居場所を知る。



「サイの居場所が密猟者に知られないように
ソーシャルメディアに写真をシェアする際には
注意してください。

写真の撮影場所が特定されないよう
位置情報は解除してください。」

と、観光客に注意を呼びかける看板。

Photo(C):Eleni de Wet


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実際、自分のスマートフォンやデジカメの
GPS機能に関してよく知らない観光客も多く、
いつのまにか密猟者に手を貸してしまっている
場合も多い。

さらに密猟者は、観光客を装った
カップルをサファリ・ツアーに送り込み、
GPS機能の付いたスマートフォンで
サイの写真を撮らせ、その情報に基づいて、
日没後にサイの密猟に出かけることも
やってのける。

保護活動家が追っている動物のGPSデータを
ハッキングする密猟者もいるという。


参照記事 :
1.African poachers use geo-tagged Instagram photos to track, kill endangered animals: report(E)
2.BRACONNAGE – La géolocalisation menace les rhinoceros(F)


参照記事1.より一部原文引用 :
”Conservationists are warning people against sharing the locations of endangered tigers and rhinos on social media as tech-savvy poachers are using the sites to locate their prey.”




by dearhino | 2014-06-01 01:10 | 南アフリカ | Comments(0)

ネパールのインドサイ密猟

ネパールで2年ぶりに

サイが密猟された。



参照記事 :

1.Poachers kill rare one-horned rhino.(E)

2. Hornless rhino found dead in Chitwan National Park.(E)


ネパールの首都カトマンズの南西70kmに位置する

チトワン国立公園で、角を奪われたインドサイの死体が

発見された。



公園当局者とネパール軍がカトマンズ・ポスト紙に

語ったところによると、殺されたのはオスのサイで、

頭を撃たれていたという。


チトワン国立公園では2012年に1頭のサイが

密猟で殺されて以来、被害はなかったので、

保護活動家らは事態を大変深刻にとらえている。


ちなみに2013年、密猟を企てたことによる

逮捕者は14名だった。



ネパールは約500頭のサイの生息地で、

その大部分がチトワン国立公園で暮らしている。


ネパールのインドサイは、1996年から2006年までの内戦の

激化に伴い保護活動が手薄になり、その結果、密猟が横行し、

2002年には612頭だったサイが、2005年には370頭に激減。

チトワン国立公園も約半数のサイを失った。


その後、ネパール軍による手厚い保護が功を奏し、

500頭を超えるところまで数を回復している。




以下、参照記事1.より原文一部引用 :

A rare one-horned rhinoceros was killed by poachers in Nepal, local media reported yesterday.

The poaching in the Chitwan National Park, about 120km southwest of Kathmandu, was the first since Nepal celebrated a second consecutive zero
poaching year.




2002年、チトワン国立公園から多摩動物園に
やって来たインドサイのビクラム♂

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by dearhino | 2014-05-13 15:29 | ネパール | Comments(0)

残酷に傷つけられたサイが、サファリ客の目の前に!

南アフリカでは、毎日、彼女のように
切り落とされた角の根元から血を流し
痛みに耐え、彷徨い、
死に果てるサイがいる。

彼女は密猟の残酷さ、
サイであることの悲しみを
世界に知らせた。


参照記事 :
1.Rhino with hacked-off horn filmed in South African safari park(E)*
2.South African rhino finally put down after roaming Kruger park for days with horn cked off and bullet in brain (E)*
3.Tourists vow to expose rhino poaching(E)

(*記事中に、その場面を撮影した見るのが辛い動画あり。)


2月28日、南アフリカのクルーガー国立公園のPhabeni Gate から
3kmくらいの地点で、サファリ観光の2台の車の前に、
突然、藪の中から、角を切り落とされ重い傷を負ってふらふら歩く
1頭のメスのシロサイが現れた。

片目はつぶれ、蛆と蠅がたかった顔の深い傷が生々しい
このサイの姿はツアー客に衝撃を与えた。

サイは車に乗ったツアー客の方を向いて立ち止まった後、
ゆっくりまた藪の中に消えて行った。

その後、すぐにサイの捜索活動が開始されたが、
強い雨が降り続き見つけることは難しかった。時間がたつに
つれ、さらに衰弱し、ハゲワシなどの捕食者が狙うことも
懸念された。

 

ヘリコプター、探知犬などを使って捜索が続けられた結果、
5日後に深刻な状態で見つかった。

頭にに銃弾が撃ち込まれて片目はつぶれ、
今後の生存の見込みが低いため、苦しみを終わらせる
選択をするしかなかった。

最初に発見される数日前に密猟の犠牲となり、ここまで長く
生き延びたのは、このサイの年齢が若かったから、と考えられる。

今後、脳内から取り出された銃弾から、使用されたライフルを
特定する作業が行われる。
 

このサイを撮影した写真や動画が、Facebook などを通じて
多くの人々の目に触れることになり、サイの密猟の残酷さを
広く知らせることになった。

ツアーに参加していたベルギーの有力者は、今後密猟を止めるため
EU議会にロビー活動をするなどできる限りのことをする、と誓った。

 

以下、参照記事2.より原文一部引用 :
"The young animal had been mutilated by poachers, leaving it with a horrific gaping wound where its horn should have been and severe damage to its eye.

It was spotted by visitors to the Kruger national park on 28 February, and their footage of the rhino was shared widely by a disgusted public on South African social media."


by dearhino | 2014-03-10 23:42 | 南アフリカ | Comments(0)