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インド北東部の洪水でサイが犠牲

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9月24日、インド当局は、北東部で発生した洪水と地滑りの影響により、過去1週間で少なくとも33人が死亡、100万人以上が避難したと発表した。写真はアッサム州で22日撮影(2012年 ロイター/Utpal Baruah)


アッサム州の Kaziranga 自然保護区は総面積4800平方キロのうち80%が浸水。ここに暮らすインドサイは2290頭で、その数はインドサイの世界の生息数3300頭の約3分の2に当たる。

9月26日付の記事によると、この保護区で洪水の犠牲になった動物559頭のうち14頭がインドサイだという。
彼らの多くが逃げる途中で、車にひかれている。そこで、政府は時速40キロというスピード制限を設けた。

しかしながら。洪水だけではなく、もうひとつの危険がサイにふりかかっている。高い場所に逃げて来たサイを、密猟者が洪水の混乱に乗じて撃ち、角を切り取るのだ。

9月9日現在では、4頭が密猟者の犠牲となり、3頭が死亡、1頭は生存していたので獣医が銃弾を取り除き治療にあたっている。

地元の動物愛護団体と獣医らは、政府の密猟への取り締まりの甘さに怒りを表明。また、密猟者と保護区の取締官とのあいだの癒着も心配されている。

参考記事
その1(F)
その2(E)
その3(E)


そのような状況下で、ぬかるみにはまったサイを住民たちが10時間もかけて救助し、無事に森に返したとい明るいニュースもひとつあった。

NHKニュース記事(ニュース動画あり)
by dearhino | 2012-10-02 10:26 | インド | Comments(0)
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