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インド、カジランガ国立公園の現状

インドサイの3分の2が生息する
インドのカジランガ国立公園でも
密猟が増加している。



参考記事 :

1.Rhino killed in Kaziranga; horn and ears taken away(E)
2.Kaziranga rhinos stray out, face threat from poachers(E)
3.A day after opening, rhino carcass found in Kaziranga Park (E)
4.State Govt steps to check rhino poaching(E)


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Photo(C): Ritu Raj Konwar

インド東北部のアッサム州のカジランガ国立公園は、
例年、モンスーンの季節の5月から10月までは
一般観光客にはクローズされている。

今年も11月1日、Rockybul Hussain 森林大臣が出席し、
外国人60人を含む120人の観光客が訪れ、サファリのための
17頭のゾウと共に、観光シーズンの幕を開けた。

しかし翌日には、その数日前に密猟者に撃たれたと
思われる角を切り取られたサイの死体が、国立公園内で
見つかり、容疑者3名が逮捕された。

昨年は28頭、今年は11月までに34頭のサイが同国立公園で
殺され、アッサム州政府において深刻な問題となっている。

密猟対策の成果を上げられないアッサム州の Rockybul Hussain
森林大臣は、増加する一方のサイの密猟に対して新たな対抗策を
打ち出した。

密猟者の情報を提供した場合には褒賞金を出し、その提供者の
秘密を厳守するというものだ。

大臣はさらに、野生動物サンクチュアリに侵入するテロ組織
Karbi Peoples Liberation Tigers の武装する幹部についての
情報も公開した。

密猟問題の深刻さから、11月には議会常任委員会チームが
国立公園を視察し、今後、専門家と中央関連省がこの問題に
取り組むことを約束している。



他方、寒さに向かうこのシーズン、また新たな問題が起きている。
11月中旬には、2頭のサイがカジランガ国立公園から外に
出てしまった。

密猟者から狙われやすいブラマプトラ川(国立公園の北側と
東側の境界線となっている)周辺にいる可能性が高く、
24時間体制で周辺の広い地域を追跡しているが、
川岸は濃霧もあり見つけることはとても難しい。

逆に、密猟者にとっては、ブラマプトラ川の中洲が
サイを待ち伏せるための絶好の場所となっている。

例年、冬になると食物を求めて国立公園の外に出るサイがいる
ことを知っている密猟者が、有利な場所で狙いを定めているのだ。



以下、参照記事2原文一部引用 :
"JORHAT: Two adult rhinos have strayed out of Kaziranga National Park and are now under serious threat from poachers in a remote area located on the banks of the Brahmaputra on Tuesday. Forest staff said the areas where the rhinos are sheltering are vulnerable to attacks by poachers."
by dearhino | 2013-12-18 21:48 | インド | Comments(0)
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