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ナミビアのサイ撃ち許可証、35万ドルで落札

合法的にサイを殺す権利を、
アメリカの金持ハンターが
オークションで超高額で落札。



参照記事 :
1.Black rhino hunting permit auctioned for $350G; proceeds will go to conservation efforts(E)
2.La Namibie défend la vente au Texas d'une chasse au rhinocéros noir(F)
3.Black rhino hunt permit auctioned in US(E)
4.Rhino Hunt Stirs Controversy(E)
 (↑この件についてのアメリカのニュース動画あり)

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Photo(C):Reuters

米テキサスののダラス・サファリクラブにおいて、
11日土曜夜、ナミビアのクロサイの狩猟許可証の
非公開オークションが厳重な警戒下で行われ、
35万ドル(約3500万円)で落札された。
全額がサイの保護活動に充てられる。

2012年から、ナミビア政府は大型狩猟動物、ゾウ、ライオン、
そして、クロサイについては年に5頭の狩猟許可証販売
プログラムを実施している。今回の許可証はナミビア国外で
初めてオークションされたものとなった。


ナミビアの環境大臣補佐官Pohamba Shifeta.氏は、
「狩猟許可証の販売に対して反対も多くあることは十分に
承知しているが、我々は何も恐れることなく、このプログラムと
政策に従うだけ。」と語り、プログラム責任者によれば、
「ナミビアのクロサイは頭数の減少が見られないどころか
むしろ増加している。」という。


サファリクラブ事務局超えベン・カーター氏も、
サイを撃つことの正当性を次のように語る。

「殺すのは繁殖年齢を超えたオスのクロサイ。こうしたサイは、
若いオスのサイに攻撃的で時に殺すこともあり、繁殖活動を妨げる。」

クロサイは、1960年代にはアフリカ大陸に7万頭
生息していたが、今では約5000頭に激減。特にここ数年
エスカレートする密猟により絶滅危機が間近に迫っている。

ナミビアは、合計約5000頭のクロサイのうち約1800頭が
生息する。


動物保護団体関係者は「頭数の多いの動物の場合は
」選別することもあり得るが、絶滅危惧種のクロサイに
すべきことではない」と言う。

事実、昨年のこのプログラム開始に際しては、国際会議の場で
強く反対するロビー活動が、ナミビア政府に対して行われた。


今回のオークションには、動物保護団体を始めとして
多くの人々が反対しており、ハンティング・クラブのメンバーや
家族を殺すという脅迫状が多数送られ、FBIも調査している。

そして、「このオークションは世界中に、アメリカ人は
動物を殺すためにはいくらでも支払う」というメッセージを
送ることになる。」と嘆くアメリカ人の声もある。


ちなみに、2013年にはナミビアで、2頭のサイの狩猟許証の
競争入札が行われ、各々約200万ランド(約18万5500ドル)で
落札されている。サファリクラブとしては、この落札額を上回る
結果を期待しており、今回はその通り2倍の落札額となった。



ブログ内関連投稿 :
http://dearhino.exblog.jp/19339870/
「クロサイ狩猟許可証オークションの落札者」
(2014.01.14)





老クロサイR氏とナミビア役人N氏の対話

ナミビア役人N氏
「あなたが身を引いてくれたら、ナミビアの1800頭の
あなたの仲間の生活環境を守るために、政府としても
色々仕事ができると思います。今、仲間の皆さんは、
悪者に狙われて大変ですよね。殺された方も多いですよね。
毎日、心配ですね。」


クロサイR氏:
「確かにひどい状況ですが、私が身を引けばいいって
いうのがよくわからないんですが?」


ナミビア役人N氏 
「はっきり申し上げると、こういう流れになっています。
アメリカの超リッチなハンターが近いうちにあなたを
殺しに来ます。その金持ちが狩りを楽しめばそれで一件落着、
350万ドルもの大金をナミビア政府はもらう約束です。
そのお金を使って、ナミビア政府が1800頭のあなたの
仲間の安全を守るのですから、悪い話ではないでしょう? 
急にこんなことを言われてあなたも困惑されると思います。
でも、老い先短いあなたには拒否権がありません、
お気の毒ですが。」


クロサイR氏 :
「わかりました。そのアメリカのハンターに伝えてください。
”死ぬ覚悟は出来ています。私は、あなたが来ても逃げません。
あなたの方を向いて、銃弾が撃ち込まれるのを待ちます。
逃げる獲物を撃ち殺すハンティングの楽しみを奪って
申し訳ありません。”と」





by dearhino | 2014-01-13 22:20 | アメリカ | Comments(0)
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