人気ブログランキング |
ブログトップ

親愛なる犀たちへ

dearhino.exblog.jp

ケニヤで過去最大量の象牙とサイ角を焼却処分

4月29日、ケニヤ政府は
ナイロビの国立公園で
105トンという過去最大量の象牙と
1.35トンのサイ角を焼却処分。

a0280851_03134425.jpg

(C):Reuters

その目的は、「象牙やサイ角はあくまでも
生きているゾウやサイのためのもの」であり、
人間が利用すべきものではないということを
示すこと。

ゾウは象牙のために年間3万頭、
サイは角のために年間1300頭、
密猟で殺され深刻な絶滅危機にある現在、
この状況を何としても止めようという
ケニヤのケニヤッタ大統領の断固たる
思いが実現させたことである。

今年の9月に南アフリカで開催される
ワシントン条約締結国会議でケニヤッタ大統領は、
象牙の売買の世界的な禁止を求める考えを
示している。

世界的な動きは象牙の売買禁止に向かっているが、
現在のところ、日本政府にそうした意向はない。
ゾウの絶滅を回避するために、日本での象牙売買の
継続を政府に見直してもらいたい。

そして、その前に私たちに出来ることがある。
それは1消費者として、まずは象牙のハンコを
買わないことだ。


この日の象牙焼却に立ち会ったフランスの
セゴレーヌ・ロワイヤル環境大臣は、
「今後フランスでも象牙取引を全面的に
禁止する」ことを表明している。

焼却処分の105トンの象牙は約八千頭分の
象牙の量に相当する。それらは3メートル以上に
積み上げられた合計10個のピラミッドとなり、
ケニヤのケニヤッタ大統領(写真・右)とガボンの
オンディンバ大統領(写真・左)によって火が点けられた。

a0280851_03140576.jpg
(C):Reuters


焼却された105トンの象牙と1.35トンの
サイ角は、押収された象牙とサイ角であるが、
今回これだけ大量に集められたのは、焼却処分の
ために象牙やサイ角を提供した人々に対しては
不法な所持であってもすべて免罪するという
ケニヤ政府のキャンペーンが功を奏したことが
大きい、という。

因みに、1970年代のケニヤには2万頭のサイが
生息していたが、現在は約千頭しかいない。


参照記事 :
1.Kenya :incineration d'ivoire
2.Destruction d'ivoires au Giant Club Summit au Kenya.
3.Giants Club elephant summit: Kenya calls for end to ivory trade.

参照記事1より原文一部引用 :
Le président du Kenya, Uhuru Kenyatta, et celui du Gabon, Ali Bongo Ondimba, ont inséré chacun une torche dans une des pyramides constituées de défenses d'éléphants et de rhinocéros empilées verticalement, sur plus de trois mètres de haut.



by dearhino | 2016-05-04 09:54 | ケニヤ | Comments(0)
<< インドネシアの保護区でスマトラ... 「アースデイ」東京にシロサイの... >>